転職の最終面接でよく聞かれる質問例・人事から質問されない原因

最終面接でよく聞かれる質問例1「他に面接を受けている会社はありますか?」

面接官は応募者に対し、最終面接でこの質問をする事で、「内定を出した場合、わが社に勤める気持ちはあるのか」を確かめようとします。転職者の場合でも新卒者と同様に、面接を受ける会社を1社に絞らず、同時期に複数会社の面接へ応募する場合が多いのです。

面接官としては、最終面接にまで進んできた応募者に内定を伝えた後、それを辞退されては困ります。そこで「他に狙っている会社はあるのか」、「複数社面接を受けているのか」を確認しようとするのです。実際に同時期に複数会社の面接を受けている場合、正直にそうだと答えてしまうと「この応募者は弊社への熱意が感じられない」と思われてしまいます。

せっかく最終面接まで進んでいる応募者ですから、出来れば逃したくないと思って、例として「それはどんな会社なのか」等、他社での面接の印象についても細かく知ろうとする事もあります。「他社も最終面接まで進み、現在は結果待ち中です」なんて答えてしまったとしましょう。そうすれば今、その場で最終面接を行っている面接官は、「この応募者は内定を出しても蹴る可能性がある」と思ってしまう場合があるのです。

本当は同時期に別の企業の面接を受けていたとしても、このような質問例には「いいえ、御社1本に絞っています」と答えると良いでしょう。「本命企業はこちらのみ」と思わせる事で、最終面接も突破できるはずです。

最終面接でよく聞かれる質問例2「他社よりも弊社を選んだ理由は何ですか?」

こちらの質問例は、場合によっては「何故、弊社へ入りたいと思いましたか」というような言葉で尋ねてくる事もあります。最終面接の場で面接官が応募者へこういった質問をする理由は、「他社よりもわが社が良い理由」から、その会社への熱意を知りたいからです。

最終面接へ進むまでの間に、何度もしつこい程に「志望動機は何ですか?」と聞かれます。それは「この会社に転職したい」という絶対的な理由を持っている応募者の方が、ちょっとやそっとの理由では退職しないからです。時間をかけて採用者を厳選している分、より確実にその会社へ根付いてくれるような応募者を見分けている質問例でしょう。

特に、エンジニアというときには激務となりやすい職種の場合、中には採用されても数日、数か月で辞めてしまう人もいます。それでは仕事が回りませんから、転職者を採用する場合の最終面接では応募動機を詳しく聞き、本気度を確かめているのです。

最終面接でよく聞かれる質問例3「当社の事業内容について知っている事はありますか?」

今、面接を受けている会社はどのような会社であるか、それを知っており事業内容についての知識があるかを確認する為の質問です。似ている質問例として、「弊社の事業内容で知っている事を1つお答えください」や「弊社の○○製品についてご存知ですか」と尋ねる場合もあります。

最終面接まで進んでいるのですから、今さらどうしてこんな質問をされるのだろうと不思議に思うかもしれません。しかし最終面接の場には、それまでの面接にはいなかった役員も一緒に居る事があります。そうした役員に、面接応募者の人となりを知ってもらう為にも必要な質問なのでしょう。

事業内容についての質問例に上手く答えられないと、勉強不足、準備不足だといった印象を与えてしまいます。この質問にしっかりと答える事で、「採用されればどこでも良いと思って面接をうけているのではない」と面接官にアピールできるのです。

最終面接でよく聞かれる質問例4「入社後はどのような働き方をしたいと考えていますか?」

似ている質問例では、「入社後はどう働こうと思っていますか?」、「弊社に入社する事で将来的にどうなりたいですか?」と聞く事もあります。とても漠然としている質問だと感じるでしょうし、聞かれてすぐにハッキリと自分の考えを答えられる人はあまりおりません。

しかし、最終面接の場でこの質問例に上手く答えられると、面接官からは「この応募者はビジョンが見えている」と感じてくれるでしょう。入社後にどうなりたいか、どんな働き方をしたいかという質問には、「その会社でどんな活躍をして、どんな事業に取り組みたいか」を答えます。

例えば「御社に入社後はエンジニアとして経験とスキルを積み、御社の○○事業にも参加させて頂きたいと考えています」というのも良いです。このように伝える事で、面接官には「自分の考えを持っており仕事に意欲的な応募者である」と思わせられるのです。

最終面接でよく聞かれる質問例5「貴方の長所と短所を教えてください」

この質問に似ている例では「貴方が思う自分の短所はどこですか」や、「長所はどんな所だと思いますか」があります。面接官がこのような質問を投げかけるのは、応募者は自分の強みと弱みをどれだけ知っており、どう仕事に活かそうとするのかを確認する為です。

短所を自覚している人はその短所を補いつつ、会社の同僚や上司、取引相手と上手くコミュニケーションが取れます。そして長所に気づいている人は、その部分を更に伸ばして仕事にも役立てようと出来るのです。エンジニアという職業も、1人きりで全ての業務を行う事はあまりありません。数名でチームを組んで行ったり、取引先と意見をすり合わせつつ業務を進めていきます。

こうした場合に「目立つ事が苦手な部分が短所」と自覚している人は、短所を補おうと敢えて裏方になり、他の社員のサポート役に徹します。「意見をまとめる事が得意な部分が長所」と自覚している人なら、自らチームリーダーとなり社員を引っ張っていく事でしょう。

長所と短所についての質問にしっかりと答える事で、面接官に対して自己分析が出来ているとアピールが可能です。「神経質な部分が短所だと感じておりますが、仕事ではミスを見逃さない長所になるように精進します」と、短所を長所へ変換して答えると更に効果的です。

最終面接でよく聞かれる質問例6「貴方の持つスキルや経験は弊社でどう活かせると感じますか?」

転職という事で、最終面接の場では「今まで勤めてきた会社で得た知識や経験はどのようなものか」を尋ねられる場合が多くあります。エンジニア職から別会社のエンジニア職への同業種転職だと、特に重点的に聞かれる質問例です。面接を受けている会社の事業内容に関して経験者であるならば、面接官も貴方を「入社後すぐ使える存在かどうか」を期待しています。

営業職からエンジニア職といったように異業種間で転職をしようと考えている場合、面接官は「どうしてこの職を選んだのか」を知りたがっています。ただ単に違う職を経験したいからではなく、これまでの職業で得た知識やスキルをどう活かすのか、それを伝えられると好印象となるでしょう。

最終面接でよく聞かれる質問例7「どうして前職を退職されたんですか?」

最終面接以前でも「前職の退職理由」について聞かれたかと思いますが、最終面接でも勿論聞かれる事が多いのです。それは、今まで答えた退職理由と今回新たに答える退職理由で違っている部分はないか、嘘をついたり隠し事をしていないかを確認する目的もあります。

面接官がどうして転職理由を聞きたいのか、それにはもう1つ「入社後、また同じ理由で退職しないか」といった理由があります。残業が多かったから、人間関係が悪かったから退職したのであれば、また同じ状況になる可能性が高いからでしょう。それを避ける為にも、ネガティブな理由を答える応募者は採用基準から弾かれる、という事があります。

特にエンジニア職は体力的にも精神的にも大変な業務が多く、その為に必ずと言っていい程こうした質問例を聞かれます。例え「体力が続かなかったから」、「残業が多かったから」が退職理由でも、そのまま答えてしまうのは止めましょう。

最終面接でよく聞かれる質問例8「転職回数が○回ですが、どうしてでしょう?」

転職の最終面接の際、それまでの転職回数が3回以上だと「どうしてこんなに転職をしているのか」と聞かれる事があります。似ている質問例として、半年~1年間で転職を繰り返している場合も、その理由を尋ねられるのです。面接官にしてみると、転職回数が多い・短い期間での頻度の高い転職を行う応募者は、出来ればあまり採用したくはありません。

それは、もし採用しても、またすぐに辞めてしまうのではないかといった不安があるからです。折角仕事を教えてもすぐに辞められたのでは、会社としても損を被るばかりでしょう。そういった理由から、該当する転職応募者に対してはちょっと答えにくいような質問を行うのです。

やむを得ない理由で転職を繰り返しているならば、面接官も納得して採用するかどうかを考えてくれるでしょう。なるべく誰もが「そうだったのか」と同情してくれるような言い訳を用意しておく事をおすすめします。

最終面接でよく聞かれる質問例9「希望していない部署への異動(または転勤)を命じられたらどうしますか?」

エンジニアとしてその会社の専門部署に入社した数年後、部署の異動または転勤を命じられるケースもあります。その場合は会社の意思に従えるのか、それとも「望まない異動や転勤は嫌だ」と断ってしまうのか、面接官はそれを知りたがっています。

本当に異動や転勤があるのでそう質問する会社もあれば、本当は無いのに相手の本気度を確認する為に質問をする会社もあるのです。最終質問まで進んできて、ここで答えを間違ってしまうと、とても勿体無い結果になってしまうでしょう。この質問には「エンジニアとしてスキルアップし続けたいと考えています。その為に必要な事でしたら、異動(転勤)は問題ございません」と答えましょう。

また、「異動(転勤)がある場合はどういった部署(勤務地)の可能性がありますか」と質問してみる事もおすすめです。そうすると面接官には「この会社でエンジニアとして働く覚悟がある」と熱意を伝えられるのです。

最終面接でよく聞かれる質問例10「貴方の最も自信のある言語は何ですか?」

エンジニアとしてどのようなプログラミング言語を使いこなせるのか、どんな知識を持っているのかも採用基準として外せない点です。最終面接に進む前の筆記や集団面接でも答えたかもしれませんが、最終場面でも改めて答える事があります。

アプリ開発が主な事業内容の会社なら「JavaやRubyは使用経験がありますか?」、「どの程度使えますか」等といった質問例が多いのです。Webシステムを多く取り扱っているならば、質問例として「HTML、CSS、JavaScriptについてどれ位の知識がありますか」等です。なかなか言葉では伝えにくいものですが、しかし「今までこんな言語をこう利用してこのようなシステムを開発した」と答える事は必須です。

転職面接という事は「新卒よりも経験と知識がある」と期待されていますから、持っている資格や過去の経験も併せて詳しく答えましょう。面接官としては最終面接の時点で「応募者の出来る仕事」をよりしっかり知っておく事で、役員へも採用を提案できるのです。

最終面接であまり質問されないのは不採用のサインなの?

最終面接はいわば「最後の戦いの場」であり、もうこれ以上後がない状況です。そんな面接の中で1~2個しか質問されなかったら、「もしかすると暗に不採用だと知らしめているのかも」と感じるかもしれません。実はそれは誤りで、質問が少なくても採用されたというケースも存在するのです。

あまり質問されないのは、それまでの面接の中で十分に貴方の事を知れたので、最終面接では質問例のような事を聞く必要がありません。言わば「最終面接=入社の意思確認」であり、面接に訪れた時点で貴方の採用は殆ど決まっていたのです。

中には「最終面接の場に呼んでみたものの、やっぱりこの人は不採用だ」と感じ、質問数を少なくする面接官もいます。この辺りは対峙する面接官の裁量となってしまいますから、「質問が少ないのは絶対採用されるフラグ」とは言い切れません。しかし最後まで気を抜かずに面接に挑み、質問例に真摯に答える事で、不採用を採用に変える事もできるでしょう。

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