転職に有利なのは入社1年目か2年目か・転職に成功/失敗した事例

入社1年目で転職をすべきかすべきでないか

ITエンジニアに限らず、入社1年目は基本的には転職をすべきではありません。特に新卒で入社した会社である場合はなおさらです。

その理由は、入社1年目は業務的なスキルだけでなく、社会人としての基礎を身につける時期でもあるからです。ビジネスマンとしてキャリアを歩んでいくために必要になるのは業務的なスキルだけではありません。

先輩や上司との付き合い方、同僚や他部署の人間とのコミュニケーション、そしてお酒の席でのマナーなど、学ぶべきことはいくつもあります。これらのことは、新卒で入社した会社であれば丁寧に教育してもらえる可能性が高いのですが、転職者となるとそうはいきません。1社目を1年目で退社していようが、3年で退社していようが、基本的に転職者は基本的なビジネスマナーは習得している、という前提で見られます。

そのため仮に基本的なビジネスマナーを習得する前に1社目を退社した場合、仮に転職できたとしても、業務以外の部分で苦労する可能性が高くなってしまいます。仕事について悩む人の多くは、業務内容ではなく人間関係で悩みます。ビジネスマナーや社会人としてのルールを理解していることは、転職先で良好な人間関係を構築するためにも欠かせません。

したがって入社1年目では基本的に転職すべきではないのです。ただし入社1年目で転職したとしても、上手くいくケースはあります。では入社1年目でも転職で成功する人は、一体どういう人なのでしょうか。次に入社1年目で転職して成功した事例を紹介します。

入社1年目で転職して成功した事例

武田さん(仮名)は、23歳の男性。新卒で入社した会社をわずか9ヶ月で退職して転職に成功しています。入社後半年での退職というのは非常に短いわけですが、成功の要因はどこにあったのでしょうか。

北海道出身の武田さんは大学進学で東京に上京し、そのまま東京の大手通信企業のグループ会社に就職しました。総合職としての採用でしたがその会社では、新人は営業から経験します。

しかし武田さんは営業として働き始めるにつれ、自分自身が営業に向いていないことに気がつきます。就職の段階では自己分析しても分からなかったのですが、実際に働いてみたことで、自分は色んな人に会う仕事よりも、パソコンの前で作業をしていることの方が好きだと気がついたのです。

そこで社内で部署異動につての相談を上司にしましたが、入社半年だと取り合ってくれるはずもありません。そこで武田さんは退社せずに、入社半年の段階で在職中にアフターファイブの時間を使って転職活動を始めました。新卒で辞めた会社を退職して、転職できなければ生活に困窮してしまうリスクがあります。

そのため、武田さんはダメ元で、いくつかの企業にエントリーしました。武田さんがエントリーした企業は、未経験から採用があり、教育制度が儒実しているITエンジニア。これからエンジニアとしてのキャリアを歩むなら、給料が下がったとしても、教育制度が充実している企業をリサーチしてエントリーしていきました。

そして独学でプログラム言語の学習にも取り組んでいきました。その結果、わずか3ヶ月後には採用が決まったのです。武田さんは採用が決まった後に既存の務めている企業には退職届を提出しました。そして1ヶ月かけて円満退社をして、転職することができたのです。この武田さんが転職に成功した要因の一つは年齢と志望した業界です。経験が乏しかったとしても、23歳という若手人材はそれだけで市場価値があります。

特に教育制度を充実させている企業は、若手人材を欲しがる傾向があります。その理由は年齢を重ねるにしたがって、現場の担当者は教育が難しくなることを実感している場合が多いからです。

少子高齢化によって、35歳転職限界説は過去のものになりつつありますが、それでも従業員をしっかりと教育したいと考えている企業ほど、若手人材を求めているのです。

武田さんは、教育制度が整っている企業を狙った、というのも成功要因の一つです。そしてもう一つの転職成功理由は、ITエンジニアが業界全体で不足しているからです。
経済産業省が公表しているページ「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果を取りまとめました」には以下の文言が記載されています。

マクロな規模でのIT人材(IT企業及びユーザ企業情報システム部門に所属する人材)は、現在の人材数は約90万人、不足数は約17万人と推計された。今後2019年をピークに人材供給は減少傾向となり、より一層不足数が拡大する。

特に情報セキュリティと先端IT人材は、人材不足が顕著なわけですが、こういった人手不足の業界を狙って転職活動を展開した、ということもポイントです。市場全体で見て、ITエンジニアが充足している状態であれば新卒で入社した会社をすぐに辞める人材が採用される確率は低くなります。

しかし人手不足の業界の場合、採用現場ではその人の過去の失敗よりも未来の可能性にフォーカスする場合が多くなります。このように武田さんが転職を成功した要因には、自分の市場価値を発揮できる業界と市場を選んだということが関係しています。

入社1年目で転職して失敗した事例

先ほどは入社1年目で転職して成功した事例を紹介しました。今後はその反対の失敗した事例について見ていきましょう。

山中さん(仮名)は京都出身で大阪の大学に進学。大阪の大学を卒業後、東京で保険会社に就職しました。給与が高いという理由で決めた就職でしたが、どうしても業務内容が肌に合いません。そして人間関係の構築にも失敗してしまったため、入社1年目にして職場での居場所がなくなってしまいました。

もやもやとした気持ちで日々を過ごしている時に、自動車メーカーに就職した学生時代の友人から、「毎日が充実している」という話を聞きます。それを聞いて、自分はなんてダメなんだと落ち込む山中さんですが、そこで気持ちを切り替えます。山中さんは元々車が好きで自動者業界への就職も考えていました。自分は車が好きだから、自動車業界で働けば輝けるかもしれない、と考えます。

そこで一年発起して自動車業界へ転職することを決意しました。そして元々今の職場を辞めたいと考えていたので、その翌週には辞表を提出します。しかしそこからの転職活動は厳しいものとなりました。なぜなら次の転職先が決まる前に新卒で入社した会社を退職してしまっている時点で計画性がない、と見られてしまったからです。

また自動車メーカーは転職先としても人気があるため、求人枠への競争は厳しくなります。新卒以外の転職は基本的にスペシャリストかゼネラリストに限られている場合が少なくありません。そのため、実務経験が浅い山中さんはそもそも書類選考に通過することができなかったのです。

結果的に山中さんは自動車メーカーへ転職できなかっただけでなく、無職期間が長引いたことで職務経歴書にも空白期間がきることになってしまいました。

最終的には、契約社員で通販会社のコールセンターの管理者として転職します。入社1年目で転職しようとした結果、好きな業界で働くことができず、年収が下がってしまったのです。

山中さんが入社1年目の転職で失敗した要因は二つあります。前述の武田さんとは対照的ですが、その一つ目の理由は、転職先が決まる前に退職してしまったことです。

新卒で入社いた会社を1年以内に退職する、というのは大卒で就職した会社で長く務めているビジネスマンから見れば非常識な行為です。それでも転職先が決まってから退職するのであれば、計画性があることを示せるので批判的に捉えられるリスクを低下させることができます。

しかし山中さんのように無計画に退職していると、その時点で市場価値は下がってしまいます。

二つ目は、転職先の業界を競争率が高い人気業界にしてしまったという点も失敗の要因です。人材が充足している業界は、転職回数や勤続期間、学歴、過去の実績を厳しく精査します。そのため人気業界への転職を狙うなら、もっと計画的にキャリアを重ねる必要があったのです。

入社1年目で転職したいと思う理由

入社1年目で転職したいと考えるのは珍しいことではありません。実際に転職する人は少数派ですが、入社して1年目は分からないことばかりです。人間関係も構築できてないので、辛いことがあっても相談する相手がいない、という状況に陥ることが多くなります。

では入社1年目で転職したいと思う理由にはどのようなものがあるのでしょうか。その理由を次に見ていきましょう。

先輩社員を見て将来に希望を持てなくなった

先輩社員を見て将来に希望を持てなくなることがあります。10歳くらい年上の先輩の年収を聞いて絶望する、というのもよくある話です。また入社前に聞かされていた話と、実際の労働環境が異なっている場合も転職したいと考えてしまいがちです。

仕事を覚えることができない

仕事を覚えることができない、というのはよほど経験がある仕事への転職でない限り誰もがぶつかる壁の一つです。この時期に転職について頭がよぎるのは仕方がないことでもあります。
しかし仕事は苦手でも継続すればいつかはできるようになるものです。実際に転職するかどうかは慎重に判断すべきだといえるでしょう。

長時間労働に耐えることができない

長時間労働に耐えることができない、というのも転職を考える離理由の一つです。残業時間の多さは業界によっても異なります。広告やIT業界になると、どうしても残業時間が多くなりがちです。
入社する前にその状況を理解していたとしても実際に働き始めると身体がついていかなかった、という経験をする人は少なくありません。

休日出勤が辛い

会社によっては勉強会や研修と称して、無休で休日出勤を強いるところもあります。こういった休日出勤は入社直後ならモチベーションが高いので、比較的容易にこなすことができます。

しかしこのような環境だと半年も経過すると、プライベートの予定をキャンセルする機会も増えてしまいます。その結果ストレスとなり、転職を考えてしまうのです。

上司からのパワハラ・セクハラがある

上司からのパワハラ・セクハラがある職場に就職した場合、入社1年目でも転職を考える人は少なくありません。このパワハラ・セクハラに関しては社会問題としても注目されていますが、被害にあった場合はまず、管理部門やしかるべき機関に相談することが欠かせません。

身の危険を感じるほどエスカレートしてきた場合は、転職も検討すべきだといえるでしょう。

他にやりたいことが見つかった

入社1年目でも転職を考える理由としては、他にやりたいことが見つかった、ということもあります。これはここまで紹介した転職したい理由と比較すれば、ポジティブなものだといえるでしょう。

しかしやりたい仕事が見つかったとしてもその仕事にすぐ就けるかどうかは分かりません。そのため転職に関しては慎重に判断することが大切です。このように入社1年目で転職したいと考える理由には、ネガティブなものとポジティブなものの両方があります。ただしどのような理由にせよ、入社1年目だと勤務期間としては短い、というのが転職市場の一般的な評価です。そのため入社1年目の転職に関しては慎重になることが欠かせません。

ではここで、経済産業省が公表している資料の「平成27年度産業経済研究委託事業 労働移動の実態等に関する調査」を見てきましょう。この資料では労働者の転職理由の実態調査の結果が記されています。

能動的な理由の自己都合で離職した層に、具体的な理由を確認したところ、「スキルや経験を活かして別のステージで活躍したかったから」、「収入を増やしたかったから」、「より良い労働条件(賃金以外)の職場で勤務したかったから」の3つが上位となっている

これらの転職理由は、入社1年目に限られていませんが、入社1年目であったとしても、同じような理由で転職したくなることはあります。ただし、転職理由の1位である「スキルや経験を活かして別のステージで活躍」という条件は当てはまらないといえるでしょう。

なぜなら、入社1年目だと別のステージで活かせるだけのスキルは身についていない可能性が高いからです。転職でキャリアアップすることを考えるなら、入社した会社でスキルを身につけ、実績を残すことが欠かせません。きれいな職務経歴でキャリアを形成したい場合も入社1年目の転職は慎重に考えるべきだといえるでしょう。

入社1年目で退職すると転職時に不利になるのか

入社1年目で退職すると、筋の通った理由がない限り転職時に不利になります。その理由は前述した通り、入社1年目で退職することは、一つの企業で長く務めるビジネスマンからすれば非常識だからです。

しかし入社1年目っで退職すれば、必ず転職に不利になる、というわけではありません。筋が通った理由があれば、面接時に採用担当者を納得させることができるからです。これは自分自身が採用担当者の立場になって考えれば分かることです。たとえば「労働環境への不満があった」が退職理由の場合どうでしょうか。

入社1年目であれば、まだまだその会社の全てを見たとはいえない状況ですよね。その段階で前職への不満を理由とすれば、どうしてもネガティブな印象が残ってしまいがちです。

その一方で「御社の業界に挑戦したくなった」「総合職ではなくエンジニアとしてスペシャリストを目指したくなった」などの理由であればいかがでしょうか。前向きな理由での退職であれば、入社1年目の退職でもそこまで悪い印象にはならないですよね。入社1年目で退職すれば基本的に転職は不利になります。しかし退職理由を前向きなものにすれば、採用担当者にネガティブな印象を残すリスクを低下させることができるのです。

入社2年目で転職をすべきかすべきでないか

入社2年目になれば、1年目とは状況が異なります。エンジニアとして就職している場合、基本的な教育を終えている時期なので、人材としての市場価値も1年目よりも高まっているといえるからです。

そのため入社2年目は1年目よりも転職の時期としては適しているといえるでしょう。しかしよほど明確な理由がない限り、入社2年目はまだ転職するタイミングではありません。なぜなら「石の上にも三年」ということわざがあるように、3年継続すれば、その会社で習得できる業務スキルに磨きをかけることができるからです。

もちろん、次の転職を予定している方向性が現在働いている会社とは、全く異なる技術を必要とする場合は3年という期間を費やす必要はありません。その場合は、3年待たずに2年目で転職をした方が、賢明な選択だといえます。大切な見極めのポイントは、今働いている会社で身につける技術が次で活かせるかどうかです。

もし同じような業種、業界でキャリアアップを考えるなら、2年目ではなく3年目まで転職時期を待つ価値があります。エンジニアとして働いていて、入社2年目ではリーダー業務が経験できなかったとしても、3年目ならメリーダー業務が経験できるかもしれません。

また、より専門的な技術を要する案件に携わることができれば、実績にもつながります。そのため入社2年目で転職すべきかどうかは、今後の方向性を含めて慎重に判断することが欠かせません。まずはスペシャリストを目指すのか、それともゼネラリストを目指すのかを考えましょう。そしてスペシャリストを目指すなら、エンジニアとしてどの分野に進むのかを考えることが大切です。

入社2年目で転職して成功した事例

ITエンジニアとしての転職は、入社1年目よりも2年目の方が成功する可能性は高くなります。では入社2年目で転職して成功するのは、一体どのような人なのでしょうか。
入社2年目で転職して成功した事例を紹介いたします。

川平さん(仮名)は、東京在住の24歳。入社2年目の独身男性です。川平さんは新卒でシステムインテグレータに就職。金融業界の顧客管理システム開発にメンバーとして携わり、順調にエンジニアとしての経験を積んでいきました。

しかし入社して1年半後が経過した頃、川平さんに転記が訪れます。学生時代から長く付き合ってきた彼女との結婚を考えるようになったからです。結婚するとなると、結婚式や新居の準備などでまとまった資金が必要になります。現在の職場では貯金が全くできていなかったため、転職を考えはじめたのです。

そこで川平さんが注目したのはまずはWeb系のエンジニアです。これまで大人数でシステムの一部を担当する業務に従事してきたわけですが、もっと小規模な組織で全体が見える環境で働きたいと考えるようになっていたのです。

このような方向性が明確になったため、入社2年目から川平さんは転職活動を開始しました。川平さんは結婚資金を貯めることが目的の一つとしてあったため、現在の仕事を続けながら転職活動に取り組みました。在職期間中に転職活動をすれば、金銭面での心配が不要になります。

また結婚を想定した上での転職なので、転職で失敗することは許されません。川平さんはじっくりと時間をかけて企業のリサーチをして、転職エージェントにも相談しながら転職活動をすすめていきました。その結果4ヶ月という時間はかかりましたが、入社2年目で希望する会社にWeb系エンジにエアとして転職することができ、年収をアップすることもできたのです。

川平さんが転職に成功した要因は、会社を辞めずに転職活動に取り組んだことと、企業のリサーチに時間をかけたことです。入社2年目は実務経験としては1年程度です。その人材に価値があると考えるかどうかは、企業によって異なります。川平さんは企業の見極めに丁寧に取り組んだことで、転職を成功させることができたといえるでしょう。

入社2年目で転職して失敗した事例

前述したように入社2年目の転職は、1年目よりも上手くいく可能性があります。しかしキャリアとしてはまだ浅い、というのが実際のところです。
では次に、入社2年目で転職して失敗した事例を見ていきましょう。

田村さん(仮名)は名古屋出身の25歳。進学で東京へ転居して、そのまま東京の大手システムインテグレータに就職しました。田村さんは、学生時代にはエンジニアとして何がやりたいのか、というところまでは考えることはできていませんでした。

入社2年目になり、セキュリティのスペシャリストになりたい、という方向性が明確になりました。エンジニアとして働くにつれて、セキュリティの研究機関があるような専門的な会社で働きたいと考えるようになったのです。そこでまず田村さんが考えたのは資格の取得です。転職活動と同時に資格試験の勉強を始めました。

しかし、ある転職エージェントに相談すると、資格取得よりも若さを活かして転職活動をした方がいいと進められます。そこで田村さんは、資格取得ではなくまずは今いる会社を1か月後に退社することにしました。

退職日が決まっていた方が自分を追い込むことができ、転職活動のモチベーションになると考えたからです。しかし退職決定から1ヶ月の間に転職先は決まらずに、その後2ヶ月間、書類選考を通過して面接まではいくものの、希望する会社での採用には至りませんでした。

最終的には研究機関がある通信会社のグループ企業に転職できましたが、雇用形態は契約社員で年収は下がりました。契約社員という雇用形態で転職したことで、田舎の家族にも将来を心配される結果となってしまいました。
入社2年目であったとしても、在職期間中に転職活動を終わらせる、ということは大切です。入社2年目で転職する場合は勤続期間としては短いと評価されることがほとんどだからです。退職時期は慎重に見極めるべきだといえるでしょう。

入社2年目で転職したいと思う理由

入社2年目は1年目でできなかったことが一人でも対応できるよういなる時期で、エンジニアの仕事としてはやりがいを感じる時期でもあります。ではなぜそういった2年目の時期に、転職したいと思う人が出てくるのでしょうか。その理由を以下に紹介します。

現在の収入に不満がある

エンジニアとしての収入は大手であれば、収入は安定している場合が多いですが、雇用形態や会社の規模によっては給与が低く設定されている場合も少なくありません。未経験の入社だと、1年目は低い給与で納得できるかもしれません。しかし2年目以降に不満が蓄積されて転職したくなってしまうケースがあります。

会社の将来性が心配

入社2年目になると、1年目には見えてこなかったことが分かってくるものです。それは経営者の考え方や会社の業績など、会社の進んでいる方向性などです。会社の将来の雲行きが怪しい場合は、どうしても不安になってしまうものです。

将来進みたい方向性と今やっていることの違いに気がついた

エンジニアとして実際に働き始めると、進みたい分野も徐々に固まってくるものです。その時に現在やっている仕事と進みたい方向性が異なれば、転職したくなってしまう可能性が高くなります。

もっと成長できる環境で技術力をアップさせたい

スキルアップできる研修や勉強の機会があまり提供されない会社で務めていると、もっと成長できる環境で働きたいと考えるのは自然なことです。入社2年目になると、務めている会社の嫌なところも見えてくるものです。
エンジニアとして成長意欲が高い人ほど、技術力アップを目的とした転職を考える傾向があります。

入社2年目で退職すると転職時に不利なのか

入社2年目で退職は、転職時に不利になる場合とそうでない場合があります。その理由は、入社2年目であれば勤務期間としては短いですが、技術の基礎的な部分は習得できるからです。実際にもちろん入社3年目と比較すれば、勤務期間が2年というのは短く見えてしまいます。

しかし入社2年目での退職なら、入社1年目で退職した人材や未経験人材よりも、確実に市場価値は高くなります。では入社2年目で退職すると、どのような場合不利になるのでしょうか。それは人気がある、大手企業への転職を考えた場合です。

エンジニア業界は他の業界に比べると需要があるため、比較的転職しやすいわけですが、大手企業の正社員となると、ハードルが高くなります。大手の採用は基本的にそれなりの経験と実績が求められるからです。また短い勤務期間での退職があれば、その時点で書類選考をNGとする企業もあります。そのため大手企業や人気企業への転職を考えている場合は、多少我慢することになったとしても、3年以上務めることも検討すべきだといえるでしょう。

転職するなら入社1年目か入社2年目か

転職するなら入社1年目か2年目か、ということは気になるかもしれませんが、どちらが良いかはその人が置かれている状況によって異なります。

例えば教育制度や労働環境が整っていないような職場にエンジニアとして就職してしまった場合、長く務めるメリットはあまりないですよね。成長する実感を得にくいだけでなく、健康を損なってしまうリスクがあります。

そういったあまりよくない労働環境に置かれた場合は、入社1年目で思い切って転職した方がいい可能性が高くなります。その反対に教育体制や労働環境は整っているが、進みたい方向性と今やっている仕事が異なる、という場合は入社2年目まで転職を待った方がいい可能性が高くなります。

なぜなら労働環境が整っているなら、その期間に進みたい分野の資格試験を勉強するなど、目標に向けた努力はいつでも始めることができるからです。このように入社1年目、2年目の転職を考えるなら、まずは自分自身の置かれている環境を客観的に把握することが大切です。その上で転職時期を冷静に見極めていくことをおすすめします。

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