転職面接での自己紹介で伝えるべきことと注意点

転職面接での自己紹介で伝えるべきこと・注意点

転職面接での自己紹介で伝えるべきことは、「挨拶」「職務経歴」「自己PR」「志望動機」「締めの挨拶」です。そもそも転職面接における自己紹介の目的は、面接官に自分がどんな人間であるかを理解してもらうことです。

もちろん、その理解が好印象なものであれば、面接を有利に進められます。つまり、自己紹介によって、押し売りにならないように、自分自身を売り込むことができれば、自己紹介は成功したと考えられます。自己紹介で伝えるべきこと、注意点を項目ごとに見ていきます。

「挨拶」について

例えば、道端で人に話しかける時に、挨拶もなしに話すことはないでしょう。プライベートで初対面の人に会った時も挨拶は欠かせません。面接も同様です。まずは挨拶をきちんとしましょう。自分の名前、面接という場を設けてもらったお礼を盛り込むと好印象な挨拶になります。

「職務経歴」

最終学歴後の職務経歴を簡単に紹介します。自分はどんな人間であるかを伝えるには、これまでの歩みである、職務経歴を伝えることで、かなりイメージしてもらえます。

職務経歴は、それぞれの部署在籍年数など詳細を話すことは、自己紹介のタイミングでは避け、「どんな職務についてきたか」「その職務ではどんな領域を担当していたか」などを端的にわかりやすく伝えましょう。詳細や具体的な内容は、面接が進むにつれて質問されることがほとんどなので、まずは、端的に伝えることを、ここでは意識しましょう。

「自己PR」

細かく具体的な自己PRを自己紹介のタイミングで行ってしまうと、自慢話が多い、そこまでは聞いていない、など相手に不快感や疑問を抱かせてしまいます。自己紹介のタイミングでは、自身のPRポイントを一文程度で伝えられるようにまとめましょう。さらに、面接官に、そのPRはもう少し深く聞きたいと思われるような、自分ならではのPRを用意するとさらに効果的です。

「志望動機」

「挑戦できる環境で頑張りたい」や「さらに顧客に価値を提供できるよう飛躍したい」や「キャリアを高めたい」といったように志望動機の一部を盛り込みましょう。面接官に、自分の会社への志望度が高い人であるという印象を与えるような、前向きな発言はとても効果的です。

「締めの挨拶」

自己紹介の後は、「本日はよろしくお願いします」といったような締めの挨拶をしっかりしましょう。これにより、自己紹介全体が引き締まった内容になります。

転職面接での自己紹介の例文

面接は主に閉鎖された空間で実施されるので、他の人がどんな発言をしているのか、それを聞く機会はほとんどありません。そのため、どんな内容がいいのかは、自分自身で考え出すしかありません。

もちろん、自分の言葉で伝えることが一番効果的ですが、それをまとめるためには、どういった内容が効果的であるかを知ることが重要です。そこで、どのような自己紹介が効果的であるかという例文を掲載します。この例文を参考に、ご自身の自己紹介をまとめるといいでしょう。

あくまで例文ですので、自分の言葉にカスタマイズするなどの工夫をし、例文の要素を含んだ自分だけのオリジナルをつくりあげてください。

1:1分で自己紹介する場合の例文

自己紹介は長さによって何を伝えるかが変わります。こちらは、一般的な1分で自己紹介をする場合の例文です。

はじめまして、田中太郎と申します。本日はお時間をいただき、誠にありがとうございます。△△株式会社に新卒にて入社し○年、法人向けのシステム開発部門に配属され、大手企業を対象にシステム開発に取り組んで来ました。

開発し、導入したシステムは通算○○社程度、年間約○○万円の売上に貢献しました。実績の大きい顧客の取引拡大に向けたソリューションの提案等も行い、顧客のニーズを意識した開発を行ってまいりました。

現在は職場のリーダーとして、5名の部下育成にも取り組んでおります。昨年度は開発部門全体のMVPに選出され、表彰される機会を頂きました。以前より、あらたな事業に挑戦できる環境で頑張りたいと考えておりましたところ、今回、貴社の求人を拝見しまして、「自分もこんな環境で挑戦してみたい」と転職を決意致しました。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

といったようにまとめると伝わりやすいです。

2:3分で自己紹介する場合の例文

3分で自己紹介をする際の例文を記載します。少し長めの自己紹介が必要な時に参考にしたい例文です。

はじめまして、田中太郎と申します。本日はお時間をいただき、誠にありがとうございます。まずは簡単な職務経歴に関して紹介させていただきます。私は、新卒で△△株式会社に入社しました。

その会社では合計○年勤務しておりました。入社から●年間は、法人向けのシステム開発部門に配属され、担当として大手企業を対象にシステム開発に取り組んで来ました。開発し、導入したシステムは通算○○社程度、年間約○○万円の売上に貢献しました。

その後、3名のチームを率いるリーダーとなり、プレイングマネージャーとして、業務にあたりました。プレイングマネージャーとしての経験は△年間になります。具体的に行った内容をお伝えします。まず、プレイヤーとしては、実績の大きい顧客の取引拡大に向けたソリューションの提案等も行い、顧客のニーズを意識した開発を行ってまいりました。

そして、リーダーとしては、メンバーの育成やチームのタスク管理、業務遂行のための計画立案や改善提案などをし、チームでより大きな成果を発揮できるよう工夫を凝らしておりました。

具体的には、チームミーティングを週に1度行うことや、個人との面談を月に1回実施し、チームを1つにまとめる努力をしておりました。結果として、チームで成果をあげる方法を私自身も理解できる体験をしました。

例えば、チームメンバーが仕事に対する姿勢が受け身だった状態から、自分で考え行動する自主性をもった状態に変化させたこと、1人が仕事を抱えるのではなく、メンバーの得意不得意を見極め、協力し成果を出したことなどが挙げられます。

そういった成果を認められ、現在は職場のリーダーとして、5名の部下育成にも取り組んでおります。昨年度は開発部門全体のMVPに選出され、表彰される機会を頂きました。

以前より、これまで経験してきた技術力とマネジメントスキルを活かして、あらたなことにチャレンジしたいと考えておりました。そして、あらたな事業に挑戦できる環境で頑張りたいと考えておりました。そんな折、貴社の求人を拝見しまして、「自分もこんな環境で挑戦してみたい」と転職を決意致しました。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

といったようにまとめると伝わりやすいです。3分間の場合は、職務経歴や職務の内容や実績、具体的な取り組みを詳しく伝える時間ができるので、1分間の自己紹介原稿がある方は、その部分を肉付けすると3分間の自己紹介原稿をつくりやすいでしょう。

1分間の場合の自己紹介原稿と3分間の場合の自己紹介原稿を用意しておくと、どんな面接にも臨機応変に対応できるので効果的です。是非例文を参考に準備ししみてください。

3:自分の長所・短所を話す場合の例文

面接の場面において、自分の長所や短所を伝える際に効果的な例文を掲載します。

「長所」

私の長所は、2つです。1つ目は、求められる成果や結果から逆算して計画を立てられることです。

2つ目は、求められる成果や結果を実現するために、計画を常に見直し、最善の行動をとり、成果や結果を実現できることです。具体的には、納期に間に合わなそうな開発案件があった際に、1つ1つの業務を見直し、役割分担を変え、納期に間に合わせたという実績があります。

これは、常に結果から逆算すること、できないではなく、できる方法を考えること、自分以外のメンバーと協力し実現しようと意識することで実現できたと考えています。この計画力と、実行力を活かし、御社に貢献したいと考えています。

「短所」

私の短所は、成果にこだわりすぎるところです。成果にこだわりすぎるあまり、人に、普通以上のレベルを期待してしまうことがあります。現在は、それを人に押し付けるのではなく、普通以上のレベルの成果を出したいと、自ら思ってもらえるような声掛けや、モチベーションアップの仕組みをつくり、無理強いをしないようにしています。

このように、長所の場合は、それを活かして転職先の会社に貢献したい旨を、短所の場合は、それを改善するために、何をするか、何をしているかを必ず添えるようにしましょう。

4:趣味を話す場合の例文

趣味は、人によって様々です。そして、趣味を否定することもありません。しかし、その伝え方には注意が必要です。その例文を掲載しますので、自分ならどう伝えるかを想像しながら確認してみてください。

私の趣味は、ゴルフです。ゴルフは、カップにボールを入れるというゴールに向けて、戦略的に考える点がとても面白いと感じています。いかにボールを打つ数を少なくし、どのような流れでゴールを達成するかという戦略を考え、それが実現できたときの喜びが魅力です。

ゴルフで培った、ゴールに向かってどのような戦略をとるか、その戦略がうまくいかない場合は次の一手を考えるという能力を仕事の場でも活かし、御社に貢献したいと考えています。

このように、なぜその趣味なのか、その趣味の魅力は何か、その趣味を仕事に活かせる部分はないのか、を考え、伝えられると、趣味の話が、面接に有効ポイントを与えるきっかけにもなります。趣味の話から、自己紹介では読み取れなかったその人らしさを面接官が見極めるときにも、この質問は使われるので、例文を参考に自分の趣味に対する回答案をつくっておきましょう。

5:転職回数が多い場合の例文

転職回数が多い場合には、その理由を伝えられると効果的です。例文を用意しましたので参考にしてください。

今までは、飲食業界で4年間、人材業界にて2年間、主に社内のシステム開発を担う部門に所属してきました。そこで、社内のシステム開発と導入をし、仕事の効率化や利益率向上に貢献しました。

といったように、1社1社伝えるのではなく、業界や仕事内容をまとめて伝えると、端的に分かりやすく伝えることができます。

転職面接での自己紹介の適切な長さ

自己紹介の適切な長さは、求められる内容にもよりますが、1分程度が適切です。面接官の立場になって考えてみましょう。多くの転職希望者と面接している面接官です。端的に、要点を理解できる自己紹介をされる場合と、長々と話される自己紹介では、端的で分かりやすいほうが好印象なのは明らかです。

また、人は人に話をするよりも、人の話を聞くほうが大変です。苦痛を感じずに聞ける時間は1分程度が適切です。相手の立場になって考えてみると理解しやすいです。

また、多くの面接は30分程度の時間設定がされています。自己紹介に多くの時間を割いてしまうと、面接官は、もっと聞きたいことがあった、聞きそびれた、時間が足りなかったといったように物足りなさを感じます。そのためにも、端的にまとめ、より重要な話が出来るよう自己紹介をまとめると効果的です。

さらに、端的に、必要なことを話し、かつ魅力を伝えるということは、コミュニケーションスキルが必要になります。自己紹介が1分程度にまとまっているにも関わらず、内容が理解でき、魅力が伝わったとするならば、自己紹介の中身も、それを伝えるコミュニケーション能力もあると判断され、好印象を得られます。
どのようにまとめれば効果的であるかは、自己紹介の例文等を参考にしてあなた独自のものをつくりあげると効果的です。

転職面接で自己紹介する時に控えた方がいい表現

転職面接をする際はもちろん、初対面の時には、必ず自己紹介をする機会は発生します。まずは、プライベートで自己紹介をする場合を想像してみてください。どんなことを発言するでしょうか。伝える内容は人それぞれだと思いますが、「ネガティブな発言」「愚痴」などは伝えないでしょう。

例えば、「自分は外見が悪いのでモテません。」「私は性格が悪いので、友達がいません。」といったような表現はしないでしょう。これは、無意識のうちに、どんな発言をすると、相手に悪い印象を与えてしまうかを理解しており、それを避けようとしている証拠なのです。

転職における面接も同じです。初対面の人に向かって、印象がわるくなるような表現、つまりマイナスな発言は控えましょう。ここで注意したい点は、相手の好印象を意識しすぎて、極端にいいところをアピールしようとしてはいけないということです。

例えば、「私はカッコイイからモテます。」「私はとても性格がいいので、友達がたくさんいます。」と初対面の人に言われると、「自慢ばかりの人」という印象を与えてしまいます。この場合、人を思いやることや、人を裏切らないことを大切にしています。ですとか、友達を大切にします。といった表現に抑えるようにしましょう。過度なアピールは自慢として捉えられ、結果的に印象を悪くしてしまいます。

また、場つなぎとなる言葉も控えるようにしましょう。場つなぎの言葉とは、「えー、あのー、それはー、まあー、ちょっとー」など、文と文の間に挟むような言葉です。

考えながら話すときに、どうしても出てしまう言葉ですが、面接の場では、これらを控えるようにすることで、話がとても明瞭で、分かりやすくなります。また最悪の場合、これらの言葉があることで、何を言っているか分からないといった悪い印象を与えかねません。十分注意しましょう。

さらに、曖昧な表現も厳禁です。「~だった思います。~のような気がします。」といったものです。この表現があることで、それまでの内容に信ぴょう性が亡くなってしまいます。その結果、適当なことを言う人、何を考えているか分からない、何を伝えたいのかが分からないといった悪い印象を与えてしまいます。友人と話していると、意外にもこういった曖昧な表現をすることがあります。

その癖を、そのまま面接に持ち込んでしまうと、好印象を獲得することは難しくなってしまいます。どんな自己紹介をするか、例文や台本をつくるだけでなく、どう話すかも、この点に注意して練習すると癖が少しずつ治っていきます。

そして、言葉遣いも表現の1つです。友人と話しているような表現で面接に挑むことは控えましょう。「~っす、~なんすよ」などは正しく丁寧語や尊敬語に変換しましょう。転職面接ですので、もちろんこの辺りはご存知でしょうが、再確認してください。

とにかく、相手に悪い印象や相手を不快にさせる表現を控えることが大切です。もしどんな表現が相手にそのような感情を与えるのかが、イメージしづらい場合は、自分自身が、「腹の立つ人はどんな言動をしているか」「どんな発言に腹を立てたか」を書き出すと効果的です。

もちろん、内容以外にも言葉遣いや表現方法、話し方など、とにかく思いつくまま書きだしてみてください。それに似た発言をしていなか確認しましょう。自分が嫌だなと思うことは、他の人も同じように嫌だなと感じているのですから。

自己紹介の練習をして「TechStars」を利用して転職しよう

自己紹介の練習は、自己を転職希望先の企業に向けて、面接を通じてアピールできることにつながります。それは、転職を有利に進めることにつながります。是非、自己紹介の面接対策としてどんなことを伝えるかという、あなたの例文、台本をつくりましょう。そしてそれを正しく伝えられるように練習しましょう。練習が思うように進み、納得いくようになりましたら、転職に向けて本格的に動きましょう。

その1つが、転職サービスへ登録することです。そのなかでも、「TechStars Agent」を利用するといいでしょう。初めて聞く方もいらっしゃるかもしれません。確かに、有名な大手求人媒体やエージェントに比べると認知されていない方もいらっしゃると思います。

このサービスは、これまで求人媒体や、転職エージェントがしきれなかった高度なマッチングを可能にしています。ITエンジニアに特化したマッチングサービスで、求職者の条件にあった企業から直接オファーが来る仕組みとなっています。様々な業種を扱う求人媒体に比べて、専門的なので、ITエンジニアとしての転職を希望する際にはうってつけです。

また、他の求人媒体と比較した時に、シンプルで分かりやすいことも特徴的です。直観的に分かりやすく、本当に希望する企業を情報に埋もれさせず、発見することができる点も、魅力です。

そして、ダミー案件がないことです。転職活動をしていると、「この求人いいな!」と思って、多くの情報を、時間をかけて入力したにも関わらず、「その案件はもうない」「似たような案件があるから、まずは登録してください」「それ、派遣の案件なんです」といったような返答に、がっかりした経験を少なからずした人はいらっしゃると思います。

このマッチングサービスは、そんな残念なことが起きないように、厳選なる審査の元、掲載をしているので、希望に胸を膨らませながら、情報に踊らされることなく転職を進めることができます。自己紹介の練習がひと段落しましたら、是非、「TechStars Agent」を利用して、転職を有利に進めましょう。皆さんの転職活動が成功することを願っています。