面接で「いつから働けますか」と聞かれたときの良い回答例

面接で「いつから働けますか」と聞かれたときの回答方法

面接で「いつから働けるか」と聞かれたときの回答には気をつけなければいけません。なぜならこの回答次第は、採否に影響する可能性があるからです。「いつから働けるか」と聞かれた際の回答は、自分の都合を伝える前に、企業がいつから来て欲しいと考えているのかを把握しておきましょう。

たとえば、1日でも早く来てほしい場合は、人手が足りてない雰囲気や忙しい雰囲気を会社から感じ取ることができます。または企業がニュースリリースを出している場合は、新しいサービスがはじまっている可能性があります。そういう状態の企業は1日でも早く来て欲しい、と考えている可能性があります。

仮に「早く来て欲しそうだ」と判断できた場合は、可能な限り早く働ける日を伝えましょう。来週からでも大丈夫な場合は、「◯月◯日から大丈夫です」と日付を明確に回答します。この日付を明確に伝える、というのも回答方法の重要なポイントの一つです。

なぜなら、「いつから働けるか」と聞かれて、漠然と「来週なら大丈夫です」と回答してしまうと、採用担当者は来週月曜日から大丈夫なのか、それとも火曜日から大丈夫なのか、どっちなんだろうかと一瞬考えます。そして、その直後に求職者に対して「なぜ具体的な日付を回答しないんだ」と不快になることがあります。

これは、営業やセールスエンジニアなど言葉を大切にしている職種の面接でよくあることですが、ビジネスの現場でのコミュニケーションは常に具体的であることが求められます。それは面接であっても例外ではありません。そのため、「いつから働けるか」と聞かれた場合は、具体的な日付を答えることが欠かせません。

先ほど、「早く来て欲しそうだと感じた場合」は早く働ける日を伝えるべきだと紹介しましたが、基本的に求人広告を出して、採用をかけている企業は、早く人を雇用したいと考えている場合がほとんどです。

そのため、仮に勤務を開始できるのが、2ヶ月、3ヶ月後だと答えてしまうと、それだけでタイミングが合わない、と判断されてしまうリスクがあります。面接で「いつから働けるか」と聞かれた時は、できるだけ早く働ける日付を、具体的に伝えましょう。

面接で「いつから働けますか」と聞かれたときの良い回答例

面接で「いつから働けるか」と聞かれたときは、前述した通り、早めの日付を回答することが欠かせません。では、「いつから働けるか」と聞かれたときはどのような回答方法が望ましいのでしょうか。その一例を以下に紹介します。

「即日勤務可能です。」
「明日からでも問題ありません。」
「明日からでも勤務できます」
「明日からでも働けます。」
「明日が入社日でも問題ございません。」

これらは、即日勤務が可能な場合の回答例です。これは採用担当者に最も好印象を残すことができるタイプの回答です。なぜなら、即日勤務開始ができるということは、入社日については企業側の都合で自由に決めることができるからです。

ただし、明日からでも働けると回答した場合、企業によっては受け入れ体制を整えるのに時間がかかるケースもあります。仮に3月15日に面接があり「いつから働けるか」という質問に対して「明日から働けます」と回答したとします。すると、企業によってはパソコンや社員証の作成で時間がかかるため「最短でも働けるのは4月1日ごろになります」と返してくる場合があります。

また、対応が丁寧な採用担当者であれば、「あなたは即日働きたいかもしれないけど、受け入れの準備には日数がかかるから、即日勤務はできません。それでも大丈夫ですか」と聞いてくれる場合があります。明日からでも働ける、と回答することは基本的に好印象を残すことができますが、パソコンの準備などを考えると、実際に即日勤務できる企業はそこまで多くありません。

そのため、「明日から働ける」旨を伝える際は、「明日から働くことはできるが、焦っているわけではないので、勤務開始日はいつになっても問題ない」という雰囲気まで伝えることができたら理想的です。

どのような回答するのが望ましいのかは、採用担当者の性格や相性によって異なります。「いつから働けるか」という質問に答える際は、採用担当者の性格を見極めて、慎重に言葉を選ぶことをおすすめします。

では次に、即日働くことが難しい場合について考えていきましょう。在職中に転職活動をしている場合や、旅行などプライベートな予定がある場合、即日勤務はできないですよね。では即日勤務ができない場合は、どのような回答が望ましいのでしょうか。即日働くことが難しい場合、以下が回答例です。

「現在の仕事の退職日が◯月末日までなので、◯月◯日から勤務可能です。」
「◯月◯日から勤務できます。」

一つ目は、在職中に働いている場合の模範回答です。在職中の場合、採用担当者は既に退職日が決まっているのか、それとも決まっていないのか、ということは気になるところです。仮に退職日が決まっている場合はその日付も伝えることで、好印象を残すことができます。

面接で「いつから働けますか」と聞かれたときの悪い回答例

面接で「いつから働けるか」と聞かれた場合、答え方によっては面接全体の印象が悪くなってしまうリスクがあります。ではどのような回答をした場合、印象が悪くなってしまうのでしょうか。その回答例を一つずつ見ていきましょう。

「ええと、来週くらいからなら働けます」

この回答は迷っている雰囲気が伝わってしまうので、悪い回答です。「ええと」の後に隠れている言葉は「どうしようかな」です。それは言語化されていなくても採用担当者に伝わってしまいます。

この「いつから働けるか」という質問に対して迷う姿勢を見せてしまうと、決断することができない人という印象が残ってしまいます。会社で働くことは、選択と決断の連続です。迷っている雰囲気を出すことは、決断力が欠如していると判断されるリスクがあるため、悪い回答例となります。

「来月からなら大丈夫です」

抽象的な回答は基本的に良くありません。「いつから働けるか」と聞かれているのだから、具体的に回答しなければいけません。しかし、「来月からなら大丈夫です」では回答になっていません。このような抽象的な回答だと採用担当者の中に「来月のいつから働けるのだろうか」という疑問が残ってしまうからです。

「そうですね。ちょっと待ってください。(パラパラと手帳をめくる)◯月◯日から大丈夫です」

「いつから働けるか」と聞かれて、このような態度は最もとるべきではありません。なぜなら、面接の準備をしていなかったことが伝わってしまうからです。また、質問に対する回答が遅いだけで、減点されてしまうケースも少なくありません。

いつから働けるのか、ということは面接が始まるまでにスケジュールをチェックしておきましょう。そうすれば、少なくとも面接中に手帳を取り出す必要は無くなります。

「退職日が決まっていないので、今の段階では分かりません」

「いつから働けるか」と聞かれていることに対して、分かりませんと答えるのはリスクがあります。退職日が決まっていなかったとしても、ある程度の日付の予想はできるはずです。退職日がいつ頃になるのか、予想であったとしても伝えなければいけません。

「内定が決まってから考えます」

「いつから働けるか」という質問に対して、この回答はすべきではありません。なぜなら仮に採用が決まった場合、入社日の調整の段取りが悪くなるからです。また内定が決まってから考えます、と回答するということは、「現時点では考えていません、」と伝えることでもあります。一般的な採用担当者であれば、このような回答に対して好印象を抱くことはほぼありません。

「入社日はいつになりそうですか?」

「いつから働けるか」という質問に対して、質問で返すのは失礼にあたります。仮に「入社日はいつになりそうですか」と聞くのであれば、内定が濃厚な雰囲気を感じとった、もしくは面接の時間で採用担当者との信頼関係を築くことができたと確信できた場合のみです。「いつから働けるか」という質問に対しては、質問で返すのではなく、きちんと具体的な日付を回答しましょう。

在職中に転職活動をしている場合の回答方法

在職中に転職活動をしていて、「いつから働けるか」と聞かれた場合の回答方法は、退職済の転職活動とは異なります。在職中の転職活動で既に退職日が決まっている場合は、その退職日の翌日など具体的な日付を回答しましょう。退職日と共に入社可能日を回答することが、模範的な回答となります。

しかし、在職中の転職活動の場合、退職日が決まっていないこともありますよね。そういう場合はおおよその退職日を伝えましょう。必ずしも具体的である必要はありません。内定が決まってから、現在の職場に退職の意向を伝える予定であれば、そのことも正直に伝えておきましょう。

もちろん、とにかく早く来てほしいと考えている企業にとって退職日が決まっていないことは、あまりいいことではありません。しかし、ここで正直に答えていなければ、内定が決まってから信用を失うことになりかねません。在職中に転職活動をしている場合、「いつから働けるか」という質問には正直に答えることを心がけましょう。

面接で「いつから働けますか」と聞かれたときの回答をするときに注意すべきポイント

面接で「いつから働けるか」と聞かれて回答する際は、注意すべきポイントがいくつかあります。では次に、その注意すべきポイントについて紹介していきます。

間を空け過ぎてはいけない

「いつから働けるか」という質問に対しての回答で間が空き過ぎると、迷っているのではないか、という印象を持たれてしまいがちです。せっかく「いつから働けるか」という質問への回答を準備して完璧な回答ができたとしても、迷っていたという印象が残ってしまっては意味がないですよね。「いつから働けるか」という質問に対しては間を空け過ぎずテンポよく応えることを意識しましょう。

目線が泳いでいてはいけない

「いつから働けるか」と聞かれて「明日からでも働けます」と理想的な回答ができたとしも、目が泳いでいると印象は良くありません。なぜなら、目線が定まっていないことは自信がない印象に映るからです。「いつから働けるか」という質問に回答する際は、採用担当者の目か口元に目線を定めて答えることが大切です。

焦ってはいけない

「いつから働けるか」という質問に限らず、面接での質問への回答は焦ってしまうことがあります。焦っている態度は、前述の目線が泳いでいるケースと同じくらい、頼りない印象を面接官に与えてしまいます。仮にリーダーや管理職候補の職種に応募している場合、減点対象となるのは考えるまでもありません。「いつから働けるか」と質問された時は、焦らずに落ち着いて準備してきた回答を伝えましょう。

面接で「いつから働けますか」と聞かれなかったら不採用なのか

「いつから働けるか」という質問は面接で必ず聞かれるわけではありません。もちろん聞かれる頻度が高い質問であることに違いはありませんが、「いつから働けるか」と聞かれなかったから不採用、ということはありません。

企業によっては内定連絡の際に「いつから働けるか」と聞いてくるところもあるからです。しかし、面接の担当者が現場の責任者で「いつから働けるか」と聞かれたなら、採用される確率は高いといえるでしょう。なぜなら、現場の責任者であれば目の前の求職者をいつから現場に迎え入れられるか、というところまで考えている可能性が高いからです。

面接で「いつから働けますか」と聞く採用側の質問意図

「いつから働けるか」と聞く採用側の質問意図には、入社する意思があるかどうかの確認も含んでいます。面接で「他に選考が進んでいる企業はありますか?」と聞かれることがありますよね。この質問は、どの程度、入社意思があるのかをチェックする意図があるわけですが、それと同じです。

このような質問意図があることを考えれば、迷っているような態度を示すことは厳禁だと分かりますよね。「いつから働けるか」と聞かれた時は、質問意図まで理解して回答することが大切です。

面接での受け答えをマスターして「TechStars」を利用して転職しよう

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