プログラマーの残業時間は多い?|ブラック企業の特徴

プログラマーは残業が多いのか

企業によっては残業が多くなりやすい

すべてのプログラマーが残業ばかりしているわけではありませんが、職業全体を見たとき、残業が多くなりがちな企業の数は決して少なくありません。業務上の様々な都合から、毎月100時間近い残業をこなしているプログラマーもいます。

締め切り前は残業が増えやすい

プログラマーのメインの仕事は、名前の通りプログラミングをすることです。システムを開発する上で、この仕事は非常に重要かつ、決して欠かすことが出来ません。

システムの納品前になると、進行具合によっては残業が多くなって、会社に泊りこんでまでプログラミングを進めるプログラマーもいます。完成が近くなり、システムの稼働チェックを行った際、バグが見たかったらプログラマーが修繕しなければいけないこともあります。

進捗に大幅な遅れが出ていたり、想定外のトラブルが続いたりした場合も、残業が多くなってしまうプログラマーは多いでしょう。

プログラマーの平均的な残業時間

プログラマーの平均的な残業時間は、大体一か月に20時間前後と言われています。一日の平均時間で計算すると、大体一時間前後ということになりますね。ただし、企業によっては更に多くの残業をこなしていくプログラマーもたくさんいます。

システムエンジニアと兼任している場合

システムエンジニアとして働きながら、プログラミングも担当している人は少なくありません。自らシステムのチェックをしたり、プログラム工程に携わったりするエンジニアは多いです。

システムエンジニアは、プログラマーよりやや残業時間が多くなりがちな傾向にあり、一か月におおよそ30時間から40時間程度と言われています。一日平均が1.5時間から2時間程度ですが、プログラマーのように勤務先ごとの差も大きいです。

プログラマーの残業が多くなってしまう理由

スケジュールが遅れてしまいやすい

案件ごとの進捗が遅れてしまえば、それだけ締め切りに間に合わせるのが難しくなってしまうため、必然的に残業も多めになっていきますよね。プログラマーの場合、どうしても案件ごとのスケジュールが遅れてしまいがちな傾向にあります。

スケジュールが遅れてしまう理由は様々です。勤務先や担当案件、クライアントや計画を立てるリーダーの力量などによっても異なって来ます。

例としては、「クライアントが仕様の変更を要求してくる」というものが挙げられるでしょう。システムの開発において、クライアントは最も重要視しなければいけない存在です。

前もってシステムエンジニアが発注を受けた上で、要件定義をはじめとした各種上流工程で具体的な仕様を決定して来るものですが、クライアントサイドの事情で、「やっぱりこういった仕様に変更してほしい」「こういった機能を追加してほしい」というリクエストが届くことは、決して少なくないのです。

プラスアルファでこなさなければいけない業務が増えてくれば、それだけスケジュールは遅れて来るため、補てんするためにプログラマーは残業しなければいけないのです。

また、「現場の人員不足」も、スケジュール遅れの原因になってしまうことが多いです。プログラマーはハードな現場にもなりやすく、身体を崩してしまったり、ストレスを溜めすぎて働けなくなってしまうような人も存在しています。予想外の人員不足は、スケジュールの遅れに繋がります。

また、二次請けや三次請けなどの下請け企業は、安い賃金でプログラマーと仕事をしていることも多いため、高いスキルをなかなか育てることが出来ず、人員のスキルも不十分なまま案件に臨んでいることも多いです。これらの現場の不整備も、スケジュール遅れに繋がり、残業過多となり、人材の負担というマイナスのループに陥ってしまうこともあるのです。

ゆとりがない状況でスケジュールを組まなければいけない

プログラマーは、常に最新の技術を求められる仕事でもあります。難解な開発言語を身に着けながら、培ってきたスキルを発揮しつつ、新しいスキルやハウツーも身に着けていかないと、時代から取り残されてしまいます。

クライアントからの要求も高くなり、対応できなければ良質な案件は回ってこないため、現場はどんどん厳しい状態になってしまうのです。

そのため、プログラマーの残業の多さは、こういったゆとりのない現場状況にも深く影響しています。スキル不足の新人を育てるため、先輩や上司がタイトなスケジュールで教育まで担当しなければならないこともあるでしょう。

未経験からチャレンジする人材もいますが、なかなかスキルを身に着けることが出来ず、ハードな現場におされて退職してしまうというケースも珍しくありません。ゆとりのないスケジュールが更に極まってしまい、プログラマーの負担がどんどん増えていくのです。

下請けの企業や中小企業が多い

IT化がどんどん進んでいる現代において、プログラマーのニーズは非常に高いです。顧客サービスから企業の専門システムまで、プログラマーが腕をふるわなければいけないシーンは非常に多いです。

Webシステムはもちろん、アプリケーションやオンラインゲームなど、娯楽の現場でも多様なシステムが求められています。家電製品などにおいても、より高度なプログラムが組まれる時代になって来ました。

こういったニーズに応えるため、プログラマーが働く企業は、下請け企業や中小企業も非常に多くなっています。バックボーンが安定しており、十分な予算と人員を用意して、ゆとりのあるワークスタイルを組めないところも少なくないのです。安い賃金や残業の多さなどによって、どうにか運営しているところも珍しくありません。

IT業界は新たな企業が生まれては消えを繰り替えしており、ベンチャー企業なども多数登場していますが、プログラマーが安定して働ける現場が同じようなペースで増えているわけではないのです。

プログラマーに残業代はちゃんと払われるのか?

サービス残業のプログラマーもいる

残業代を支払うことは、当然企業にとっての義務です。働いた分だけ、きちんと給料で補てんされなければいけないと言うルールは、決してプログラマーだけのものではありません。すべての仕事において、適応されなければいけないものでしょう。

しかし、実際のところ、プログラマーに対する残業代の支払いは非常に厳しくなっています。金額上限が決められていたり、タイムカードは定時で切らされていたりして、十分な残業代を支払ってもらえなかったり、まったく補てんがなく、サービス残業化してしまっているところもあります。

大手企業の方が残業代は支払われやすい

プログラマーの残業代は、勤務先によって支払いが変わって来ます。大手企業であるほど、残業代は安定した十分な支払いがされやすい傾向にあるでしょう。事業規模の大きな勤務先であるほど、予算にも余裕があり、プログラマーの仕事に対してきちんと賃金を支払っても、企業として事業をきちんと展開することが出来るからです。

一方で、中小企業や下請け企業など、事業規模が小さく、かつ十分な予算を用意することが出来ないまま運営されている勤務先だと、すべての残業代を支払いきってしまうことで、企業として立ち行かなくなってしまう危険性もあるため、プログラマーに十分な残業代が出ないという状況に直面してしまうのです。

プログラマーの仕事内容について

Web系のプログラマー

Web系のプログラマーは、インターネット上で公開されているシステムのプログラミングや、組織内のLAN環境におけるプログラミングなどを行っている仕事です。企業の管理用データベースなども開発しています。使用している開発言語は、JavaやPHP、PealやRubyなどがメインです。

ゲームのプログラマー

ゲーム固体を使用してプレイするゲームソフトから、インターネットを使用したオンラインゲーム、パソコンに内蔵するタイプのゲームなどを開発をするプログラマーです。近年はスマートフォン用のアプリケーションゲームのニーズも多くなっています。使用開発言語はC++、C#などが多くなっています。

組み込み系プログラマー、制御系プログラマー

家電製品に組み込まれているようなシステムを開発するプログラマーです。エアコンが室温を調整したり、炊飯器がごはんの炊き具合を調整したりするようなプログラムを手掛けています。それぞれの製品ごとにカスタマイズしているスキルが求められます。こちらもメインの使用開発言語はC、C++ですが、アセンブラなども多く使われています。

パッケージソフト系プログラマー

コンピューターウィルスの駆除ソフトや、ワードやエクセルなど、パソコンにインストールして使用するパッケージのソフトウェアを開発する仕事です。開発言語はソフトウェアの種類によって非常に多岐に渡っており、ポテンシャルの高さが求められます。C、C++、VB、Javaをはじめとして、VC++などが求められるプログラマーもいます。

オープン系プログラマー

Unix・LinuxやWindowsのような、いくつものコンピューターを使用してシステム開発をする仕事です。サーバーシステムの構築がメインになりやすいプログラマーですね。Web系のプログラマーと共通したポイントも多く、兼任しているプログラマーもたくさんいます。

使用される開発言語は、CやC++、Javaなどが多いですが、担当範囲がブラウザにも及ぶ場合は、更にPHPやPerlなども使っているところがあります。

プログラマーが残業の少ない企業を探す時のポイントは?

利益が上がっている企業を探す

前述したように、大手企業ほど残業代がきちんと支払われることが多いのは、経営基盤が安定しているため、保障も手厚くしやすいからです。残業が少ないところは、それだけプログラマーの人数を確保する十分な予算があり、余裕のあるスケジュールで開発を進めることが出来る企業です。

そのため、残業が少ない求人を探す際には、企業が儲かっているか否かを調べましょう。

自社開発をしている企業を探す

自社開発をしている企業ほど、プログラマーの仕事は安定していることが多いです。クライアントが無茶な要求をしてくることも少ないですし、トラブル対応も社内で済ませやすいので、スケジュールをきちんと組み、無理のない仕事を展開しやすいのです。残業も少なくなりやすいでしょう。

ブラック企業の特徴

未経験歓迎を強調する

プログラマーの求人で、「未経験者歓迎」を強調している企業は、ブラックである可能性も高いです。もちろん、未経験からスタートして実力をつけていくプログラマーも多いですが、採用サイドとしては既に実力が伴っているプログラマーの方が採用したいはずです。

それがないということは、経験の有無に関わらず、とにかく人が欲しいということですから、労働環境が劣悪である可能性が高いのです。

月収を誇張する

ブラック企業の傾向として、月収の誇張も挙げられます。「固定残業代」や「定額残業代」として人材を集めるところもあります。こういった手法は、本来であれば支払われるはずの残業代を、すべて「基本給」に組み込んでしまいます。一見、ほかの求人よりも給料が高く、高条件の勤務先かと思いきや、本来支払われるべきものをまったく支払わなくて良いように細工している可能性があるのです。

ホワイト企業の特徴

元請けの企業である

IT業界で働くプログラマーは、二次受三次請けなどの企業で働くことで、ブラックな勤務スタイルを取らざるを得ないケースが非常に多くなっています。ブラミッド構造の下層部で働くほど、仕事はきつくなりやすく、残業も発生しやすくなります。ホワイト企業で働くためには、元請けSIerや一次受けの企業を選ぶようにすると良いでしょう。

また、前述したようにパッケージソフトウェアの開発や、自社製品がある企業なども安定した働きが実現しやすいです。

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