転職に有利なSQLの資格とは?|オラクルマスター等資格一覧

SQL関連オススメの資格

IT系の資格には大きくベンダー資格と国家資格があります。その中でSQLに関連する資格は無数にあるのが現状です。資格のレベルは経済産業省が定めるITSS(IT Skill Standard)標準として区分けされています。

資格の難易度はレベル1から7までの7つに分類されていて、国家資格としてはレベル4が最高です。なぜそれ以上のレベルの資格が無いかというと、それ以降は実力によって評価されるためとなります。また、スキル標準ユーザー協会が公表している「ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ」によると以下のようなレベルで代表的なベンダー資格と国家資格が分けられています。

レベル1

・Oracle Master Bronze Olacle Database

レベル2

・基本情報技術者
・OSS-DB Silver
・Oracle Master Silver Oracle PL/SQL Developer

レベル3

・応用情報技術者
・OSS-DB Gold
・Oracle Master Gold Oracle PL/SQL Developer
・LPIC-3

レベル4

・データスペシャリスト

今回はこれらの中でも代表的な資格「オラクルマスター」「IPAデータスペシャリスト」「OSS-DB」について見ていきましょう。どれも一筋縄では行かない資格なので油断せずに勉強する必要があります。

1:オラクルマスター

難易度

Bronze、Silver、Goldの順番で難しくなる

受験費用

Bronze:13,600円
Silver:26,600円
Gold:26,600円

オラクルマスターはオラクル社の製品を扱えることを証明するベンダー資格です。1つの会社の製品をどれだけ扱えるかを証明してもしょうがないと思われるかもしれませんが、オラクル社は世界的なシェアを誇る「Oracle Database」というソフトウェアを販売しています。データベースと言えばオラクルという話にもなりますし、SQLの技術を語る上でもオラクル社の製品を欠かすことはできません。

資格の区分が「Bronze、Silver、Gold」と分かれていますが上位の資格を得るためには下位の資格が必要となります。例えばSilverを取得したいならBronzeに合格しておかなければ受験できないというわけです。そのためいくら知識があったとしても最初はまずBronzeの取得につとめなければいけません。

ちなみに、Goldまで一発合格を決めていった場合の受験費用は合計で66,800円と結構な額となります。もちろん不合格になり再試験を繰り返すことになれば軽く10万円は超えてしまうでしょう。費用面では、オラクルマスターは高めの資格と言えます。

過去問題は様々なところで公開されています。まずBronzeとSilverに関しては以下のサイトで無料公開されている問題を解いてみると良いでしょう。

オラクルマスターへの道

@IT:自分戦略研究所:ITトレメ

おらぶろ(Bronzeのみ)

IT・コンピュータ資格徹底攻略法

Goldについては過去問題を公開しているところが少なく、教科書を買い模擬問題を解くと良いでしょう。それからiStudyで勉強するのも良いかもしれません。

2:IPAデータスペシャリスト試験

難易度

平成28年の合格率17.5%

受験費用

5,700円

IPAデータスペシャリスト試験は非常に難易度の高い試験です。ITSS標準でもレベル4という国家資格の中では最も高い位置にある資格となっています。扱われる出題範囲は広く、その理解度も深くなければ合格できません。直接この資格を受けるよりも、まずはレベル2に相当する基本情報技術者やレベル3の応用情報技術者から取得した方が段階的に知識を得る事ができるはずです。

合格率が17.5%ということは100人中17.5人しか合格しないということです。具体的に想像するために学校で考えてみましょう。100人中17.5人というのは、1クラス30人のクラスにおける5.25人に相当します。ほぼクラスのトップ中のトップ、代表選手レベルというわけです。その中に入らなければ合格できず、それ以下の成績では不合格となります。合格するためには相当な覚悟が必要と言えるでしょう。

受験費用は国家資格だけあって安く、ベンダー資格と比べると雲泥の差です。手軽に受けられる金額なので、繰り返し受験してもそれほど大きな負担とはならないと考えられます。最初はダメ元で受験してみても良いかもしれません。

過去問題は公式が回答と共に公開しています。各年度の春季・秋季の問題を大量に公開しているので上手く活用していきましょう。これらの問題を全て解く事ができれば合格に近づけるはずです。

情報処理技術者試験:過去問題

3:OSS-DB技術者認定

難易度

Silver、Goldの順番で難しくなる

受験費用

15,000円

OSS-DBは正式名称を「Open Source Software Database Professional Certification Exam」となり、日本語では「オープンソースデータベース技術者試験」となります。何だか英語圏で伝わりそうな資格名ですが、実はLPI-Japanという日本のLinux技術者認定協会が実施している資格試験です。LPI-Japanの実施している資格ではLPICが有名かもしれません。

OSS-DBはその名の通りオープンソースのデータベースに関する知識が問われます。商用ソフトとしてはOracleやSQL Serverがシェアを奪い合うデータベース業界ですが、オープンソフトではMy SQLやPostgreSQLが採用されている状況です。中でもOSS-DBではPostgreSQLについての知識が問われます。試験勉強をするときにはPostgreSQLを使うようにしましょう。

過去問題というより模擬問題は公式サイトに「サンプル問題」として公開されています。実際に出題されるわけではありませんが、十分な参考となるはずです。

OSS-DB:サンプル問題/例題解説

また、インターネット上に過去問題が公開されている状況ではなく、特にGoldに関しての情報は多くありません。素直に参考書を買うと良いでしょう。また、参考書についても公式サイトで紹介されています。

OSS-DB:学習教材のご紹介(LPI-JapanOSS-DB 認定教材)

SQL関連の資格を取得するメリット・デメリット

資格取得の評価については大きく2つの意見に分かれるものです。いわく「実力を証明するもの」と「実力の証明にはならない」という意見に分かれてしまいます。そのため、どこでも絶対的に実力を企業にアピールできるもの、ではありません。「評価してくれるところは評価してくれるが、評価してくれないところは評価してくれない」というのが実情でしょう。

となると、資格取得にはそこまで意味が無いのかと思われるかもしれませんが、そんなことは全くありません。所持している資格を評価してくれるところを受けた場合には必ず有利になるからです。

また、似通った条件の人物が会社を受けた場合、資格の有無が評価項目になるかもしれません。きちんとアピールできる材料になるので、資格取得は無駄な行為では無いのです。もし企業の人事を担当している方が資格の難易度を把握してくれていたなら、より状況は良くなるでしょう。

一方、受験問題には確かに実務と乖離した知識が要求される場面もあります。知っていたところで実務ではまず使わない知識が問われるわけですから「実力の証明にはならない」という意見が出るのも無理はありません。

そのため、資格の有無は直接実力を測る基準とはならないでしょう。また、その企業において過去に保有資格数が多いだけで実力が伴っていない方が入社していた前例がある場合、むしろ警戒されてしまうかもしれません。

資格を取得するメリットは「アピールできる企業にはアピールできる」という点です。また、デメリットは基本的にはありません。警戒される可能性もありますが、あくまでそれは例外です。保有しておけば保有していない方よりも評価は高くなるのが普通と言えます。

ただ資格を保有しているだけでは実力を証明できないので、何か自分でサービスを作ってみるとより資格を生かすことができるかもしれません。実際にサービスを作り運営する実力があり、さらに資格もあるとなれば評価せざるを得ないでしょう。実力を評価する裏づけのような形で資格を生かすこともできるわけです。

もちろん資格を取得すれば資格手当を払ってくれる会社もあるので資格の取得だけを目指すのも価値のある行動です。複数の資格を取得していればかなり大きな手当がつくことになるかもしれません。

転職する時にSQL関連の資格を取得する必要性はあるのか

目指す職業がデータベースに関するものであれば、取得しておくことで有利な状況が生まれやすくなるはずです。ですが決して必要な要素とは言い切れません。あくまで推奨というのが実際のところでしょう。

ここまで実務とは関係ないという点ばかり強調してきましたが、実務についての基礎的な知識をつけることができるのが資格勉強です。なぜ動いているのか分からないけど実務はできる、という状態ですと問題が発生したときに対応できません。そのため資格勉強によって基礎的な力をつけておくことは転職時に「まっとうなエンジニアに育つ可能性が十分にある」と評価されるでしょう。

実務におけるトラブルやエラーというものは往々にして基礎的な知識の誤解に原因があるものです。あまりにも問題が基礎的なので問題解決が難しくなるケースも少なくありません。こうしたときに資格保有者は強みを見せることができるはずです。

きちんと資格取得時の知識が頭に入っているなら、思わぬエラーを回避し堅実なコードが書けるようになります。また、形だけの資格だけにならないよう、SQLの知識は常に更新しておきましょう。

転職にとって必要では無い資格取得にコストをかけることに意味が見出せない場合は、あまり「転職」ということに注目しない方が良いかもしれません。資格取得は自分を磨くための手段として考えると良いでしょう。

データベースの達人になりたいから資格取得を目指すという意識で試験に臨みましょう。そうすると資格の有効性が断定できない「転職」という目的を無視することができ、集中して勉強に取り組めるはずです。

SQLに関連する資格は転職にとって絶対的な有効性はもちませんが、評価してくれる企業に対しては有効です。また、試験勉強は基礎的な力を養う良い機会で、その知識は良いエンジニアになる土壌でもあります。転職という企業によって判断基準の異なる目的ではなく、自分のために取得するという意識をもちましょう。

「TechStars」を利用して効率的に転職しよう

いざ転職しようというときには転職エージェントを利用するのは良い方法です。しかし、転職活動をすると日常業務と共に相手企業との調整も考えなければいけません。もし急ぎの仕事が入った場合、調整は難しくなってしまします。

こんなときに大きな助けとなってくれるのが転職エージェントです。特に「TechStars」ではSQL技術者を始めとしたIT系の職業を広く扱っています。

また、転職活動時には不要なオファーを多くおくりつけてくる企業も少なからず見かけるものです。こうしたオファーは時にスパムメールのように感じられ、転職活動の邪魔となるでしょう。TechStarsではこうした意味の無いオファーメールをなくすアルゴリズムが組まれています。

そのため、本当に自分を必要としている企業からのオファーのみを受け取ることが可能です。

試験勉強でSQLについての基礎的な知識を得て資格を取得したならTechStarsに登録してみましょう。もし資格を評価してくれる企業が見つかればSQLを扱えるデータベース技術者として活躍できるかもしれません。自分の進みたい道を見つけることができるはずです。

技術力を求めてFintechベンチャーへ転職!| TechStarsAgent転職者インタビュー

転職するか迷っている人や、転職活動を始めたばかり人なら、
「転職エージェントってどうなの?」
「転職サイトで直接企業に応募すればいいじゃん」
って考える人が多いのではないしょうか。

転職エージェントがどんなことをしてくれるのかって、意外と知らないですよね。

そこで今回は、TechStarsAgentを利用して転職されたエンジニアの方にインタビューを行いました! 転職エージェントを交え、「TechStarsAgentについて」「エージェントの価値」についてお話いただきました。

インタビューはこちらから!

技術力を活かした転職で、理想の働き方を実現しよう

ITエンジニアが転職を考えるとき、「年収を下げたくない」、「転職の時間を大きく取れない」、「技術力やスキルを上げたい」といった不安や転職を始められない理由が頭に浮かんでしまいますよね。

TechStars Agent」には、数年エンジニアを経験したサポーターが、あなたのスキルや技術、ポテンシャルを見抜き、希望の労働条件を最大限に叶えられる職場を一緒に探します。

  • 希望年収以上の職場に出会える
  • 技術に熟知したサポーターが一緒に職場を探してくれる
  • 新しい技術・学びたい技術の職場に出会える
あなたもTechStars Agentで、理想の働き方を実現してみませんか?