Oracleの勉強にはどれくらいかかる?|おすすめの学習サイト

おすすめのOracle勉強法

Oracleの勉強で大切なのは、とにかく自分でやってみることです。

もちろんスキルアップするためには書籍や勉強会なども必要ですが、自分で手を動かしてOracleに触れてみないことには何も始まりません。もちろん始めは分からないことばかりで敷居の高さを感じることでしょう。ただ何事にも順番はありますので、まずはOracleを使うことができる環境を整えて書籍や勉強会へとステップアップしていくことがOracle習得への近道となります。

では、Oracle環境を構築する方法を2つご紹介します。どちらも無償で構築できる点がポイントです。

Oracle Technology Network(OTN)開発者ライセンスを利用する

これはオラクル製品を導入する前(ライセンス購入前)にとりあえずインストールして試すことができるライセンスです。無償で日付制限もなく試用から検証、開発、テスト、試作及び実演まで出来るようになっています。

商用利用はできませんが、学習目的での利用は可能です。とりあえずインストール作業から初めたいという方はこのライセンスを利用してみてください。

詳しい情報はOTNのWebサイトの「ダウンロード・インデックス」にあります。

Oracle Application Express(APEX)利用する

APEXとはWebブラウザで使用するWebアプリケーションのことです。これを利用すれば、WebブラウザだけでOracleを無料で操作できるようになります。Oracleをパソコンにインストールする必要もありませんので、手軽にOracleを使ってみたいという方はこちらを使ってみるといいでしょう。

ただし、APEXの利用にはユーザー登録が必要になります。

Oracleを勉強する時におすすめの学習サイト

OTN

日本オラクルが運営するサイトです。ユーザ登録(無料)をするだけで、オラクル製品に関する技術資料、マニュアル、トライアル版のソフトウェア、サンプルコードなどを入手することができます。Oracleを勉強するのであれば是非登録することをおすすめします。

SHIFT the Oracle

データベースエンジニアを目指している方やオラクルマスターの取得を考えている人のためのOracle情報特化型サイトです。入門者向けのOracle SQL入門、PL/SQLプログラミング、初歩的なチューニング、SQLリファレンスなどの情報が揃っています。初心者の方はこのサイトから勉強を始めるといいでしょう。

Webブラウザで気軽に学ぶ実践SQL講座

@IT内にあるSQL講座です。Oracleを利用しながらSQLの基礎からデータ操作までを解説しています。APEXの操作方法も詳細に掲載されていますので、APEXを利用してOracleを学ぶ方はこのサイトにまず目を通してください。

Oracleを勉強する時におすすめの本

プロとしてのOracle PL/SQL入門第3版/SBクリエイティブ

ある程度SQLの知識があることを前提としていますが、PL/SQLの基本が分かりやすく書いてありますので初心者の方の入門書に最適です。掲載されているサンプルが理解できれば、PL/SQLの基礎が身についていることになります。第3版は10g、11g、12cに完全対応しています。

プロとしてのOracleアーキテクチャ入門第2版/SBクリエイティブ

Oracleのアーキテクチャ(内部構成)について解説した入門書です。初心者の方には少し内容が難しいかもしれませんが、この内容をクリアできれば一気にステップアップが可能となります。またある程度の知識・経験値がある方も常にこの本を手元に置いておけば、パフォーマンストラブルや障害が起きた時に役に立つ1冊となります。

データベースパフォーマンスアップの教科書/翔泳社

Oracleのパフォーマンスアップのための高度なノウハウやテクニックが、豊富な例題とともに基本原理から詳細に解説されています。パフォーマンス関連の書物はこれ1冊で十分と言い切ってしまいたくなるほどの良著です。発行は2006年と古いですが、その内容は現在においても大変有意義なものとなっています。

Oracleを勉強する時におすすめの勉強会

Oracleを学習する場合、パフォーマンスチューニングやトラブルシュートなどの問題は特に奥が深いこともあり、独学で学ぶにはどうしても限界が出てきてしまいます。そんなときに活用していただきたいのが勉強会です。日本各地で初心者から上級者までを対象に様々な勉強会が開催されていますので積極的に参加することをおすすめします。例えば以下のサイトからも勉強会を探すことができます。初心者の方は無料の勉強会へ参加することから始めるのも効果的です。

dots.
doorkeeper
ventury

オラクルマスター特有の勉強法

さてここまではOracleを独学で学習するための方法について書いてきましたが、Oracleを学習するには「オラクルマスター」の学習をすることも効果的です。オラクルマスターとはOracleの技術スキルをオラクル社が認定してくれる資格のことです。世界的な知名度も高く、資格保有者が高い評価を受けるのもその特徴の一つとなっています。

難易度別にブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナと4つのクラスに分かれ、しかも1つの試験の中で複数科目に合格しなければいけなかったりと簡単にはいきませんが、もちろん合格するためのポイントはあります。

それはあくまで資格試験だということです。Oracleを習得するには実践でもまれながらOracleに触れることが1番とされていますが、そういった経験値がほとんど必要ないのが資格試験の世界です。つまりコツをつかんで要領よく学習することが大切になります。

とくに勉強法としておすすめなのが、SBクリエイティブの白本です。

オラクルマスター 完全詳解+精選問題集/SBクリエイティブ

白本と呼ばれる通り表紙が白いのが特徴で、オラクルマスター対策として定番の教材となっています。500ページ近いボリュームと演習問題の多さが特徴で、この1冊でオラクルマスター各試験の準備が整えられるようになっています。

一読しただけで点数を取ることは難しいですが、2周目、3周目と繰り返すことで確実に得点率を上げることが出来ますので、あきらめずに反復して学習することが重要です。ブロンズ、シルバー、ゴールドに合格するにはこのシリーズだけしっかりやれば十分という声も多くなっています。

Web教材のおすすめもご紹介します。

ORACLE MASTER Web問題集
クラムメディア社のWeb問題集

ORACLE MASTER Web問題集は無料ですが、クラムメディア社のWeb問題集は有料となっています。白本がある程度解けるようになったらチャレンジしてみましょう。

オラクルマスターを合格するのに要する時間の目安

真のオラクルマスターになるには480時間が必要

オラクルマスターはブロンズからスタートし、シルバー、ゴールドを経て、最後はプラチナとなります。ブロンズのみでもオラクルマスターの資格を保有していることになりますが、真のオラクルマスターとなるのは実技試験をパスしたプラチナ保有者のみです。

480時間の内訳は以下の通りになります。

ブロンズ:40時間
シルバー:40時間
ゴールド:40時間
プラチナ:360時間
計:480時間

それではクラスごとに詳しく見ていきます。

1:ブロンズを合格するのにかかる時間

ブロンズは40時間

難易度としては4つの中で1番低くなっています。取得も難しくはありません。主にデータベース管理者として必要な基礎知識を問われます。取得にはSQL基礎とDBA(データベース管理者)との二科目に合格する必要がありますが、それぞれ20時間ずつの学習で合格可能となります。

1日2時間の勉強で20日間ですので、長くても1カ月での取得を目指してください。実務経験がある方の場合は試験問題の傾向さえつかんでおけばほとんど学習しなくても受かります。なおブロンズ〜ゴールドまでは実機環境での経験は一切必要ありませんので、机上の理論だけでゴールドまで取得することができます。

2:シルバーを合格するのにかかる時間

シルバーは40時間

Oracleの管理、Oracleネットワーク環境の設定、ユーザーセキュリティの管理、データの移動、パフォーマンス管理などの知識が問われます。当然ですがBronzeのときよりも難易度が上がります。

ただし、ブロンズDBA試験の知識があることが前提となっていますので、ブロンズ試験に合格後、出来るだけ時間間隔をあけずにシルバーの学習を始めることが効率良く合格する秘訣です。

3:ゴールドを合格するのにかかる時間

ゴールドは40時間

Oracleプロフェッショナルとして必要なバックアップ、リカバリー、チューニング、パフォーマンス管理、デプロイメントなど、より高度な知識について問われます。またこれ以降の資格は研修を受けることが認定資格取得の必須条件になります。研修はシルバーを取得した後から受講が可能になりますが、その費用は2日間で約20万円〜50万円と金額的負担が大きくなるのが特徴です。

白本の問題とほぼ同じものが実際の試験問題に多数出題されているという報告もたくさん上がっています。ゴールドの白本は800ページにもおよぶ分厚い参考書になっていますので、解説を見ながらいきなり問題を解いて理解を深めていくという勉強方法が効率的です。

ブロンズやシルバーが取得できているのであればある程度の基礎は出来ていることになります。基礎が固まっていれば、ゴールドの試験自体は単純な暗記作業としてクリアできる確率が上がります。ブロンズやシルバーよりも短時間で突破することも十分に可能です。

4:プラチナを合格するのにかかる時間

プラチナは360時間

オラクルマスター認定資格の中で最も難易度の高い資格です。Oracleの構築、運用管理、トラブルシューティングまでの専門知識を習得している必要があります。試験が実技試験オンリーになりますので、実機環境での経験がないと合格することはまず無理です。また研修および受験の費用が合わせて100万円近くになりますので、個人で受験するのではなく会社からのサポートを受けて受験することをおすすめします。

実技試験の問題は一切公開されていませんが、ゴールド合格者でプラチナ試験を目指す方には「Platinum特訓」というワークショップが別に用意されています。それを受講すれば問題の方向性が分かるようになっています。ただし、当然ながら実技試験はその場でのOracleの操作が必要になります。実機環境を用意し、試験環境を想定した上で幅広い対応が出来るように訓練しておきましょう。

実機環境を構築するところからのスタートになりますので、プラチナ合格にかかる時間は1日2時間の勉強時間なら少なくとも半年は必要です。Platinum特訓で教わったポイントをベースに自分なりに問題を作成し、時間内で作業をこなせるかといった対策もする必要があります。

また実技試験はマニュアルの参照が認められています。問題を見た瞬間にマニュアルのどの箇所を見ればいいのかが分かるくらいにはマニュアルを読み込んでおきましょう。

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