「プリセールス」の仕事内容・年収とは|必要なスキル・役立つ資格

プリセールスとは

プリセールスとは何か?

プリセールスはクライアントとの商談・打ち合わせといった営業の現場に携わるエンジニアです。ITエンジニアのキャリアパスの1つで、別名セールスエンジニアとも呼ばれています。

プリセールスの主な仕事内容

プリセールスの仕事内容はITの技術的知識を用いて営業担当をサポートすることで、具体的には以下の4点になります。

  • クライアントに自社の製品およびサービス(システム)の紹介を行う
  • クライアントからの要望をヒアリングする
  • 社内において自社の製品およびサービスの提案をする
  • 製品およびサービス導入時のサポートおよび導入後のトラブル対応を行う

営業とプリセールスの役割的な違いは、自社とクライアントを結ぶ窓口となるのが営業で、製品およびサービスの技術的な説明を行い、顧客からの技術面に関するリクエストに対応するのがプリセールスとなっています。

プリセールスに必要なスキル

プリセールスとして働くには自社の製品やシステム、IT技術といった知識が必須となりますので、システムエンジニアとしてシステム開発に携わった経験があると良いかもしれません。

またIT技術に関する知識だけではなく、クライアントとコミュニケーションをとってプレゼンテーションを行う能力も重要です。特にITの知識を持っていないクライアントに対しては分かりやすい言葉で説明するようにします。

プリセールスの平均年収

求人情報・転職サイトDODAを運営する株式会社インテリジェンスが発表した「平均年収ランキング2015」によると、プリセールス(セールスエンジニア)の平均年収は621万円でした。

男女別に平均年収を見ると男性が668万円で、女性は545万円となっています。2015年におけるすべての職種の平均年収が440万円ですので、プリセールスの平均年収はそれよりも十分に高いと言うことができるでしょう。

プリセールスのボリューム別平均年収

300万円未満:6%
300〜400万円未満:11%
400〜500万円未満:17%
500〜600万円未満:17%
600〜700万円未満:13%
700〜800万円未満:13%
800〜900万円未満:6%
900〜1,000万円未満:5%
1,000万円以上:11%

上記のデータを見ると400万円〜600万円のボリューム層が最も多く、3人に1人がこのボリューム層に位置していることが分かります。またプリセールスの10人に1人が1,000万円以上稼いでいることも特筆すべき点として挙げることができます。

プリセールスのキャリアパス

同じく株式会社インテリジェンスによると、プリセールス転職前と転職後の職種は以下の通りになっています。

プリセールスに転職した人の「転職前」の職種

1位:アプリケーションエンジニア:20%
2位:サーバエンジニア:14%
3位:ネットワークエンジニア:11%
4位:プリセールス:9%
4位:IT/通信/インターネット営業:9%

プリセールスから転職した人の「転職先」の職種

1位:サーバエンジニア:16%
2位:IT/通信/インターネット営業:11%
2位:アプリケーションエンジニア:11%
4位:プリセールス:7%
4位:コンサルタント:7%

上記のデータから分かるのは2点です。

1つ目は、プリセールスに転職する場合は「アプリケーションエンジニア」「サーバエンジニア」「ネットワークエンジニア」といった職種でシステム開発を経験してから転職する人が多いということです。

これはプリセールスという職種に就くにはシステムエンジニアの経験があった方が有利であることを示しています。

2つ目は、プリセールスから転職する場合は大別すると2通りのパスに分かれるということです。2通りとは「サーバエンジニア」「アプリケーションエンジニア」といった技術方面と、「IT/通信/インターネット営業」「プリセールス」「コンサルタント」などの顧客方面になりますが、これはプリセールスの経験が技術方面と顧客方面のどちらにも有用であることを意味しています。

プリセールスに資格は必要?

技術的なバックグラウンドとクライアントとの折衝経験が必須となる仕事ですので、当然どちらのスキルも高ければ高いに越したことはないでしょう。

ただし、プリセールスはエンジニア職の1つとされてはいるものの、他のエンジニアが作った製品・システムを販売するための技術サポートがメインになりますので、設計・開発といった直接的な作業に携わるエンジニアに比べればそこまで高い技術レベルは要求されないという特徴があります。

ですから資格をとるのであれば、一般的なシステムエンジニアに必要とされる資格を中心にとることをおすすめします。

また顧客は日本の顧客だけとは限りませんので、文書の読み書きと口頭でのコミュニケーションがとれる程度の英語力もあった方がいいです。以下にプリセールスが取得していると役に立つ資格をまとめました。参考にしてください。

プリセールスが取得していると役立つ資格一覧

基本情報技術者試験

ITエンジニアとしてキャリアをスタートする方にまず取得していただきたいのがこの資格です。ITソリューション、製品、サービスに必要となる基本的知識・技能が問われますので、これを取得することでその後の知識の幅を広げることが可能となります。

ITIL認定試験

ITIL認定資格はファンデーション、インターミディエイト、エキスパートの3つのコースで構成されています。これを取得することで、サービスマネジメントの専門家として必要な経験を持っていることを証明することができます。まずはファンデーションからの取得を目指しましょう。

PMP(Project Management Professional)

PMPとはPMI本部が認定しているプロジェクトマネジメントに関する国際資格です。これを取得することで、プロジェクトマネジメントに関する経験や知識を持っていることを証明できます。

ITパスポート試験

ITパスポート試験は経済産業省が認定する国家試験です。以前人気の高かった「初級シスアド検定」が整理統合されてITパスポート試験となりました。

初級シスアド検定と比べれば若干容易になったと言われていますが、最新のIT技術に関する知識を身につけることができますので、ステップアップには必ず役に立つ資格です。

応用情報技術者

ITエンジニアとしてレベルアップしたい方におすすめなのが応用情報技術者試験です。以前はソフトウェア開発技術者試験と呼ばれていました。取得すれば、ITシステムの企画・設計ができる知識があることを証明できますので、すべてのエンジニアにとって取得して損はない資格と言えるでしょう。

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