【大手・ベンチャー】SIerの平均年収と比較やランキング

SIerの平均年収

Slerとはクライアント企業のために情報システムの構築や戦略立案・企画・設計・開発・運用・保全などのSystem Integration(SI)業務を行う企業を表す造語です。

SIerは企業の成り立ちから①メーカー系②ユーザー系③独立系、の3タイプに分けられます。また場合によってはIT業務に精通したコンサルティング・ファームがSIerに分類されることもあります。

①メーカー系とはハードウェアメーカーが親会社であるSIerのことです。自社ハードウェアと組み合わせたワンストップのソリューション提案が強みです。例として富士通ビジネスシステム、NECソフト、日立情報システムズなどが挙げられます。

②ユーザー系とは金融・物流などのシステムのユーザー企業が親会社であるSIerのことです。大企業の一部門時代に培ったシステム開発のノウハウを活かした業界の幅を超えたSI業務を行う企業が多いです。例としてNTTデータ、住商情報システムズ、新日鉄ソリューションズなどが挙げられます。

③独立系SIerとは親会社を持たないSIerのことです。独立系SIerの強みはメーカーやベンダーに捉われず、クライアントに最適なハードウェア・ソフトウェアを提供可能という点です。例として大塚商会、CTC、CSK、インテックなどが挙げられます。

また、SIerに分類されることもあるコンサルティング・ファームとして、野村総合研究所、日本総合研究所、アクセンチュアなどが挙げられます。これらは大抵ユーザー系SIerに分類されます。

SIerの平均年収についてはメーカー系、ユーザー系、独立系によりそれぞれ異なります。メーカー系SIerは親会社がハードウェア製造の大手企業であることもあり、平均年収は高い水準にあります。

代表的なメーカー系SIerの平均年収は以下の通りです。

・日立ソリューションズ 696万円

・日立システムズ 711万円

・NECソフト 548万円

・NECシステムテクノロジー 682万円

・富士通マーケティング 731万円

・東芝ソリューション 806万円

・日本ビジネスコンピュータ 744万円

このようにNECソフトを除けば全て650万円以上です。平均して700万円を下らないというのは全国の平均年収が400万円台前半で推移していることを考えると驚くべき高水準です。

ユーザー系SIerも親会社が異業種とはいえ基本的に大企業なのもあって平均年収は高い傾向にあります。

代表的なユーザー系SIerの平均年収は以下のようになります。

・野村総合研究所 1122万円

・新日鉄住金ソリューションズ 814万円

・伊藤忠テクノソリューションズ 765万円

・日本総合研究所 800〜850万円

・SCSK 695万円

ユーザー系SIerの平均年収も600万円台後半〜1000万円台とメーカー系SIer並みかそれ以上に高い水準です。

通常のSE、プログラマも平均年収としては全国の総合平均400万円台前半よりも100万円程度多いのですが、一部のメーカー系、ユーザー系SI企業の年収はまさに桁違いのレベルです。

親会社を持たない独立系SIerの平均年収はメーカー系、ユーザー系SIerに比べるとやや下がってしまうものの企業によってはメーカー系、ユーザー系SIerと遜色ない高給の企業もあります。また、能力があるエンジニアは年収1000万円を優に超えるなど、業界内の格差が激しいのが独立系SIerの特徴と言えます。

代表的な独立系SIerの平均年収は以下の通りです。ここに名前があるものは皆、独立系SIerとしてはメジャーな企業ですので平均年収も高くなっています。

・TISインテックグループ(TIS・インテック、旧ITホールディングス傘下) 806万円

・大塚商会 812万円

・トランスコスモス 434万円

・富士ソフト 590万円

・内田洋行 663万円

・JBCCホールディングス 774万円

・DTS 584万円

・オービック 795万円

・シーエーシー 710万円

・NSD 604万円

・NTTデータ 795万円

以上、メーカー系、ユーザー系、独立系SIerの有名企業の平均年収をご紹介しましたが、全国平均だけでなく一般のエンジニアと比べてもSIerは高収入の仕事と見て間違いありません。

大手SIerの年収ランキング

大手SIerの平均年収をランキング形式に上から20社並べてみると以下のようになります。

1.野村総合研究所 1122万円

2.日本総合研究所 800〜850万円

3.新日鉄住金ソリューションズ 814万円

4.大塚商会 812万円

5.東芝ソリューション 806万円

6.TISインテックグループ(TIS・インテック、旧ITホールディングス傘下) 806万円

7.オービック 795万円

8.NTTデータ 795万円

9.JBCCホールディングス 774万円

10.伊藤忠テクノソリューションズ 765万円

11.日本ビジネスコンピュータ 744万円

12.富士通マーケティング 731万円

13.日立システムズ 711万円

14.シーエーシー 710万円

15.日立ソリューションズ 696万円

16.SCSK 695万円

17.NECシステムテクノロジー 682万円

18.内田洋行 663万円

19.NSD 604万円

20.富士ソフト 590万円

上位20社の平均年収は757万円となります。大手SIerの年収が圧倒的なことが分かります。

SIerの営業マンの年収はどれくらい?

SIer社員の平均年収が全国平均、一般エンジニアの平均年収に比べて格段に高いということは今まで見てきた通りです。では、SIerの営業マンの年収はどれくらいなのでしょうか?

大手求人サイトDODAが2011年に調査したところによるとSIerの営業マンの平均年収は534万円です。この年以降は一般企業の営業職と合わせた集計になってしまうので、SIerの営業マンの平均年収データはこの年のものしかありません。

年代別に見てみると20代が400万円、30代が542万円、40代が726万円、50代が795万円となっており、この年の平均年収が449万円、営業職の平均年収が474万円となっており、営業職の中ではSIerの営業マンが最も年収が高いという結果となっています。ちなみに2016年のIT企業の営業職の平均年収は488万円となっています。

大手/ベンチャーのSIerの年収比較

SIerの年収について、大手とベンチャーではどのように違うのでしょうか?

上でも見たように、メーカー系大手SIerの平均年収は680〜810万円、ユーザー系大手SIerの平均年収は700〜1120、独立系大手SIerの平均年収は580〜800万円の範囲にほとんどの企業が収まっています。3タイプとも全国の平均年収、IT業界の平均年収よりもかなり高い水準にあります。

今度はベンチャーのSIerについて考えてみましょう。ベンチャーのSIerは分類としては、親会社を持たない独立系のSIerとなります。

上で見た大手独立系SIerは年収が580万円以上というのがほとんどでしたが、それはあくまでも大手だからです。独立系SIerでも小規模な企業ともなれば平均年収400万円を下回る例はよく見られます。

独立系SIerの特徴として、企業間・社員間の年収格差が激しいということが挙げられます。

先に述べた大手独立系SIerの年収でもTISインテックグループ806万円、大塚商会 812万円、NTTデータ 795万円などに対してトランスコスモス 434万円、DTS 584万円、富士ソフト 590万円というように大きく差が開いています。

また個人の年収としては技術と人脈により1000万円を超えるエンジニアも少なくはないです。

安定したメーカー系、ユーザー系の大手企業の組織の中で働くよりも小規模な独立系SIerの中で、自身の裁量で能力を発揮する方が良いという理由で独立系SIerを選択するエンジニアも多いです。

また、SIerにおいては資格を持っていることで年収が上がることもあります。SIerの業務において評価される資格としては①業務に直結する資格②クライアントに関連する資格③語学に関する資格、の3種類に大別出来ます。

①業社に直結する資格とは、

・基本情報技術者

・応用情報技術者

・ITストラテジスト

・プロジェクトマネージャ

・データベーススペシャリスト

・ネットワークスペシャリスト

・情報セキュリティスペシャリスト

・システム監査技術者

などが挙げられます。特にネットワークスペシャリスト、ネットワークスペシャリストなどはSI業務において高く評価されます。

また、Oracle Goldなどのベンダー系の資格も業務に直結するものですから高い評価を得ます。

②クライアントに関連する資格とはITに関する資格ではないもののSI業務をするにあたってあると便利な資格です。日商簿記検定は物流や会計システムに関する知識が身につくのでSI業務にも役立ちます。1級は難易度が高く専門的すぎるため2級が手頃です。

③語学に関する資格とは、英検やTOEIC等の語学(主に英語)の資格です。英語で書かれたマニュアルを読む必要がある職場ですので英語に堪能であれば現場で重宝されます。

大手SIerに比べてベンチャー系のSIerは資本や人員が少ないため、社員一人一人がプロジェクトや業績に与える影響が比較的大きくなります。そのため、大手SIerよりも実力主義で、成果に応じた収入やポジションが与えられる傾向があります。

結論としては

・独立系SIerは企業間の年収の差が激しい

・社員の年収の差も激しい

・メーカー系、ユーザー系と異なる働き方を好む人が独立系SIerを選択する傾向がある

・資格を取得することでスキルを評価され、年収が上がることもある

・大手SIerに比べて実力主義の社風のところが多い

と言えるでしょう。

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