最終面接におすすめの逆質問とNG逆質問

最終面接で逆質問はした方がいいのか

正しい逆質問は好印象を与える

逆質問とは、就職面接において面接官から応募者へ「質問はありませんか?」と聞かれる事です。
多くの方がこういった逆質問がないかどうか問われた際に「特にありません」と返すでしょう。
「本当に質問する事がない」、「質問して変に思われたらどうしよう」と感じてしまうからです。

しかし折角貴方をアピールするチャンスがやってきたのですから、これを活かさない手はありません。

最終面接まで進んだという事は、企業は貴方を採用するかどうかの「後一押し」を欲しがっています。
正しい逆質問をすれば、面接官に貴方の「やる気」や、この会社に入りたいという「熱意」が伝わるのです。

これといって仕事に活かせるスキルがない、学歴も経歴も誇れない、それならば逆質問で印象付けましょう。
最終面接ではスキル、学歴、経歴では計れない、貴方の「人間性」を見ているのです。
好印象を与える逆質問をする事で、面接官に「採用したい!」と思ってもらいましょう。

最終面接での逆質問の前に準備しておくこと

応募企業の情報

例えば企業説明会があるならばそれに参加して聞いた事をメモしておく等、応募企業の情報を集めましょう。
企業の公式HPがあるならば隅々まで確認しておき、経営者の名前や経歴についても知っておきます。

ソフト開発をしているような企業である場合は、どんなソフトを展開しているか製品知識も仕入れておきましょう。
そのソフトを開発するにはどんなスキルが必要なのかという事も、知っておくといいですね。
企業理念について等、経営者が書籍を出版している場合は事前に読んでおいて損はありません。

ネットで企業の情報を調べてみると、デマが多く混乱するかと思いますが、1つずつ情報を書きだして整理してみてください。
そうすれば「どの情報が信ぴょう性があるのか」が解ってくるでしょう。

最終面接で好印象を与える逆質問をする為には、まずは相手がどのような特徴を持っているかを知らなければ始まりません。

競合他社の情報

集める情報は応募企業だけではなく、競合他社のものも必要不可欠です。

例えばA社とB社で、同じようなアプリがあったとしましょう。
この2つを比較してそれぞれの弱点や強みをあぶり出せば、それこそが重要な情報となるのです。

競合他社がある場合は大体1~2社程調べてみて、グラフ化して情報を精査してみると良いでしょう。

何を聞かれるか予習

最終面接の場で、面接官から基本的な情報から思ってもいなかった突飛な事まで、質問される場合があります。
相手からされる質問と、こちらがする逆質問の内容が万が一かぶってしまわないように、何を聞かれそうか予習しておきましょう。

例えば基本的な事であれば、これまでの経歴や自己PR、志望動機といったものです。
この3つは必ずといっていい程、聞かれる質問なので、しっかり筋の通った答えを用意しておきましょう。
他には、「入社後はどんな仕事をしたいか」や「この会社が第一志望かどうか」、「持っている資格や特技」等も聞かれやすいです。

変わった質問であれば、「いじめられた事ある?」や「もしも100万貰えるとしたらどう使うか」といった質問です。

いじめられた事があるかどうかを聞かれるのは、ストレス耐性があるかどうかを見ているのです。
「あります」と答えると「やっぱりね」等、面接官は態とこちらがイライラするように圧をかけてきます。
「ありません」と答えても同じようにストレスを与えるような事を言って、応募者の反応を確認しているのでしょう。

そして100万円の使い方を大真面目に聞きたいのではなく、これは突飛な出来事が起こっても慌てず対応できるかを見ているのです。

どんな質問にも答えられるようにと予め準備しておけば、いきなり質問をぶつけられても焦らず対処できるでしょう。

間違った逆質問を知っておく

逆質問には「してもいい正しい逆質問」と、「してはいけない間違った逆質問」があります。
いてはいけない逆質問を行うと、面接官に悪印象を与えてしまい、最終面接まで来た意味がなくなってしまいます。

間違った逆質問は、以下のようなものです。

  • 既に面接官が質問した事についてや、企業説明会、企業HPを見れば解るような質問
  • 御社ではどのような事業展開をしているのかという、面接前に知っておくべき企業の基本情報
  • 何月何日頃から働く事ができるのかという入社時期に関する質問
  • 給料は幾ら貰えるか、有給休暇や残業時間・残業代について、長期休暇は取れるのかといった福利厚生に関する質問
  • 私のキャリア(スキル)に相応しい仕事内容はありますかという高圧的な質問
  • 御社ではパワハラ、セクハラが起こった場合にどう対処しているか(そういった事で退職者はいたか)という質問
  • 御社の離職率についてといった、退職者がどの程度いるのかという質問一部の例ではありますが、こうした逆質問は最終面接ではなくても、面接官に「採用すると面倒そうだ」、「やる気が感じられない」と思われやすいのです。
    奇をてらい過ぎてデリカシーがない逆質問や、悪印象を与えるような逆質問にならないように注意しましょう。

最終面接で好印象を与える逆質問の例1
「入社までに覚えておくと良い事や、スキルはありますか?」

最終面接で面接官に好印象を与えるには、「入社後の仕事についてやる気があり、働く意欲がある」という態度を見せればいいのです。
そこでおすすめなのが、「入社までの間に、勉強しておくべき事を教えてください」といった逆質問です。

この逆質問をする事によって、面接官は「ちゃんと入社後の事をポジティブに考えている」と受け取ってくれるでしょう。
それにこうした逆質問をしておくと、入社までにしっかりと事前予習を済ませておけるのです。

最終面接で好印象を与える逆質問の例2
「御社の○○(商品や製品)に携わるような仕事に就けますか?」

こちらも例1と同様に、面接官に「御社で働きたい」という気持ちを全面に押し出す事ができる逆質問です。
面接中に「弊社の商品についてどう思うか」等の質問をされなかったり、自己PRに組みこまなかったのであれば逆質問で答えましょう。

「御社の○○というアプリが大好きで、このアプリに携われるような仕事に就けますでしょうか?」
色んな応募者を見てきた最終面接の場で、会社の事を理解していると伝わるこんな逆質問をされれば、面接官も思わず嬉しくなってしまうでしょう。

少し言い方を変えてみて、「御社では○○という事業展開を考えられていると○○(企業HPの情報等)で知りました。
その営業(または事業)に参加させて頂くには、どのような事が必要ですか?」という逆質問もおすすめです。

どうしても御社が好きでここで働きたくて応募した、採用された暁にはしっかり働くという熱意を見せられる逆質問です。

最終面接で好印象を与える逆質問の例3
「○○の資格は御社の事業で活かせますか?」

何か資格を持っている場合、面接中にそれについて触れられる事がなかったのならば、是非逆質問で訪ねてみてください。

その際に提示する資格ですが、なるべく応募企業の事業内容に関連したものにしましょう。
例えばITエンジニア系の業務の面接なのに、工事現場で必要になるような「クレーン運転士の資格がありますが…」なんて事はNGです。
あまりに的外れな資格では面接官も「活かせません」としか答えられませんし、間違った逆質問で悪印象になります。

例えばITエンジニア系なら「ネットワークエンジニア向けの「CCNA/CCNP」という資格を保持していますが…」等が良いでしょう。
ITエンジニア系で応募したがまだどんな業務内容を任されるか解らない場合、それに関連した資格を持っていますよ、というアピールをするのです。

こうした逆質問をすれば面接官も、「しっかり資格を活かそうと考えている」とやる気を感じ取ってくれるでしょう。

最終面接で好印象を与える逆質問の例4
「私と同年代の社員の方がいれば、現在どのような活躍をされていますか?」

企業説明会や面接中に「弊社では貴方と同年代の社員がこのような仕事をしている」と言われなかった場合、このような逆質問をしてみましょう。

この逆質問では、「この会社で自分はどんな活躍ができるのか知りたい、自分もそのように働きたい」という熱意を伝えられます。
それに同年代の社員がどんな活躍をしているのか知る事で、貴方自身のやる気にも繋がるのです。

最終面接の場は貴方を最大限アピールする場です、特に誇れるスキルやキャリアが無いならば、貴方自身の熱意をぶつけてください。

最終面接で避けた方がいい”逆質問の例1:「調べればすぐに分かりそうな質問」

最終面接を受けた企業について、ホームページやパンフレットなどを調べればすぐに分かるような内容について質問をするのはNGです。

例として挙げるのであれば、「御社の企業理念は何ですか?」といったものや、「御社の営業利益はおいくらですか?」「社員数は何人ですか?」といったようなものです。調べれば簡単に把握できる情報とは、裏を返せば非常に基本的な情報であり、就職活動を始める段階である程度把握しておかなくてはいけない情報なのです。

それを自ら調べることもせず、最終面接という曲面で質問をしてしまうということは、社会人としての常識を疑われてしまう可能性も十分あり得ます。同じように、前もって知らされていた情報や、最終面接に来るまでの選考過程で知らされた情報についても質問をするのはNGです。「話を聞いていない」「情報を正しく把握できていない」と判断され、やはり不合格になってしまう危険性があるからです。

最終面接で避けた方がいい”逆質問の例2:「労働意欲に疑問を持たれてしまうような質問」

休日や勤務時間、福利厚生などの条件は、新しく働く職場を知る上で非常に重要なポイントです。

しかし、これらの情報は、前もって求人情報やホームページに詳しく記載されています。最終面接の段階における逆質問としては、やや基礎に戻りすぎてしまいますし、根本的な問題として、「休むことばかりを意識しており、働く気持ちが低いのではないか?」と判断されてしまう可能性があるのです。もちろん、休日や福利厚生、給与待遇を気にしないで働くことは出来ませんが、そこに重点を置きすぎてしまうと、ただ休みたがっている人だと感じられてしまうことが多いです。

あなたの労働に対する意欲的な姿勢や、面接を受けている企業との適性をアピールする場ですから、「残業はどのくらいありますか?」「前年度のボーナスの支払い実績はいくらくらいですか?」「有給の消化率は平均でどのくらいになっていますか?」「平均年収はどのくらいなのでしょうか?」といった、オフに重点を当てすぎた質問は避けるようにするのが無難です。

最終面接で避けた方がいい”逆質問の例3:「テンプレに当てはまりすぎる質問」

「最終面接の逆質問はこういうものが多い」といった、所謂テンプレに沿いすぎた質問は、あなたの常識力をアピールするよりも、応用力の低さや、思考力の低さをアピールしてしまうという、極めてマイナスの印象を導いてしまうことが多いです。

もちろん、型通りの質問であっても、本心から逆質問をして、深く掘り下げたいと感じているのであれば問題ありませんが、特に逆質問をする内容が思いつかないため、テンプレ通りの質問でその場を濁し、なんとなく納得したような雰囲気を出してしまうのは、あなたの内定を取り消してしまうことに繋がるかもしれません。これだけが落とすきっかけになってしまう可能性はそう高くありませんが、より質の高い人材を求めている企業であったり、他にも多数のライバル応募者がいる場合などは、あなたの足を引っ張る要素を出来るだけ排除しておくのが適しています。「御社で働いている上で、最もやりがいを感じたのはどんな時でしょうか?」「勤務されている上で、一番苦労をしたことは何ですか?」「この仕事をしていて嬉しかったこと、良かったと思ったことを教えてください」といった内容は、逆質問がないからと言ってチョイスするのは危険です。

最終面接で避けた方がいい”逆質問の例4:「面接官が困ってしまうような内容の質問」

最終面接の逆質問として、実際のところ心底から知りたいことを直球に問いかけしすぎてしまうのもNGです。

たとえば、「御社にサービス残業はありますか?」「有給休暇は実際のところ消化しきれているのですか?」「退職された人が、御社にどんな不満を持っていたのかを教えてください」などといった、担当の面接官が困ってしまうような逆質問は基本的に避けておきましょう。もちろん、自分がこれから働くことになるかもしれない企業ですから、より正しい労働環境について理解しておくことは重要です。

しかし、担当面接官にとっても、最終面接に来ている就活生に言えることと言えないことがあります。立場上なかなか直球に回答できない質問を投げかけることで、「空気を読むことが出来ない」「相手の立場や都合をおもんばかることが出来ない」といったマイナスイメージを深く植え付けてしまう可能性があります。コミュニケーション力の低さといった評価に繋がってしまうケースもあるので、十分注意するようにしましょう。

最終面接で避けた方がいい”逆質問の例5:「自信の無さや不安を全面に押し出した質問」

たとえばエンジニアとして仕事をする場合、これまでの経験の浅さや、スキルの不足を不安に思いつつ、新しい企業の最終面接にチャレンジすることもあるでしょう。未経験からエンジニアにチャレンジしようとしていたり、これまでとは違った言語の取得を目指したり、様々な事情があって面接を受けに来ている人がいます。

そんなとき、不安に思う気持ちや、自信の無さが露呈した逆質問をしてしまう人がいます。「わたしは○○が出来ないのですが、大丈夫でしょうか?」「○○をしたことはありませんが、それが原因でクビになったりしませんか?」「ノルマが達成できなかった場合、どうなってしまうのでしょうか?」といったような逆質問です。エンジニアとしての経歴やスキルを包み隠さず伝えることは重要ですが、基本的に就活の場合、自らを雇用するメリットを前面に押し出していくことが大切です。

逆に言えば、エンジニアに限らず、自分自身の強みや、雇用することで得られるメリットを理解していない社会人は、採用することで得られるマージンが少ないと判断されてしまうことがあります。あなたを雇用することで、企業にとってはどういった魅力と利益を得ることが出来るのか、的確に把握した上で、効果的にアプローチできるようにしておきましょう。

最終面接で避けた方がいい”逆質問の例6:「あなたの人柄に不安を持たれてしまうような質問」

最終面接の段階において、あなたの人柄はしっかりチェックされています。これまでの選考過程において、スキルや知識はしっかり確認されていることが多いです。

最終面接では、この人は本当に自社で働くのに適しているかを深く確認されていることがたくさんあります。そのため、「スキル面では十分だけれど、人柄として信用出来ない」「既に弊社にいるスタッフとうまくやれないように感じる」と判断されてしまうことで、折角スキル面では十分基準に達していたとしても、面接で落とされてしまうことがあるのです。倫理観に欠けた質問や、言葉遣いが砕けすぎてしまうような逆質問には絶対注意しましょう。担当の面接官がリラックスした雰囲気を作ってくれたからと言って、あなたが砕けた態度で接して良いわけではありません。

逆質問を詳しく問いかける際にも、「ぶっちゃけ○○ですか?」といった言葉遣いをしたり、面接官に直接「どうしてここで働いているんですか?」「嫌いなスタッフはいますか?」「御社自体に不満はありますか?」「セクハラやパワハラはありますか?」といった質問を投げかけることは禁物です。

好印象を与える逆質問で就職を勝ち取ろう

ご紹介した逆質問をする事で、最終面接で面接官に好印象を与えましょう。
最終面接まではいくのにいつもそこで不採用になる、といった方にもおすすめです。

面接官は最終面接で「会社で長続きして上手くやっていけそうな応募者か」、「一般常識を持ち仕事に熱意があるか」等を見ています。
その面接官の心を掴んで離さないような逆質問をして、好印象を与えてこそ、思い通りの就職が勝ち取れるでしょう。

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