プログラマーの平均年収|収入アップの方法・年収1000万は狙える?

プログラマーの平均年収

プログラマー全体の平均年齢は31.6歳で、平均年収は413万円となっています。産業全体の平均年収が449万円ですから、全体と比べると少し低い値となっています。

プログラマーの収入は、2003年頃から400万円前後を推移しており、2017年までの間で、最も多い年で433万円、最も少ない年で377万円となっています。ここ最近は、10年以上400万円前後で推移しており、収入の値に大きな変化はありませんので、これからも同じような収入で推移していくものと思われます。

その一方で、情報通信産業の平均年収が571万円ですから、これと比較するとプログラマーの収入は少なめに位置している事が分かります。

しかし、多くの人が、プログラマーからシステムエンジニアへとステップアップしていく事を考えると、システムエンジニアの収入が平均546万円である事から、産業全体の平均より多くの収入を得る事が期待できます。

収入の多いプログラマーと収入の少ないプログラマーの違い

プログラマーの収入の違いを考えた時、まず問題になってくるのが、企業規模の違いです。

一般的に言って、企業規模が大きくなれば、それだけ収入も増えていきます。従業員が1000人以上の企業のプログラマーは、平均年収544万円ですが、従業員が100人未満の企業では平均年収386万円となっており、大きな開きがある事が分かります。

また、中小企業でも、自社開発ソフトが売れている企業、大規模なシステムを受注できる企業は利益を上げやすく、そのぶん従業員の収入も高くなります。

あるいは、分野の違いによっても、収入に大きな開きが出てきます。例えば、金融・保険系のプログラマーは平均年収744万円と高額であるのに対し、流通・小売系のプログラマーは平均年収486万円となっており、大きな違いがある事が分かります。

その他に、収入上位に食い込む企業は、IBMやHPといった外資系、日立や東芝、三菱といった総合電機メーカー系の企業であり、規模の大きな企業であることが分かります。

以上のような点を考慮すると、プログラマーとして働く上で大きな収入を得たいと思った場合、大規模な企業に就職するか、金融・保険などの収入の高い分野を選ぶ、または、価値の高い自社商品を開発している企業に就職する事で、大きな収入を得る事が出来ます。

参考:厚生労働省「平成28年 賃金構造基本統計調査」

厚生労働省「平成28年 賃金構造基本統計調査」

「リクナビNEXT」

プログラマーで収入をアップさせるには?

プログラマーが収入をアップさせたいと思ったのなら、技術を向上させるか、資格を取る事が基本です。会社によっては、資格を重視している所もあるので、そういった所は資格が収入アップに結びつきます。その他にも、プロジェクトのマネジメントができると、年収を600万円以上に上昇させる事も可能です。

収入をアップさせる方法としては、他にも転職するという方法があります。プログラマーは、プログラミング言語の知識と技術があれば、転職の際も新しい仕事を見つけやすいですし、意欲的に勉強してひとつのプログラミング言語をマスターすれば、食べていくのには困らないと言われています。

また、プログラマーからシステムエンジニアへと転職する事で、収入を向上させる事もできます。

しかし、良い仕事はなかなか募集がかからないですし、良い求人には応募者が多く集まるのが現状です。そういった点を考慮しつつ、転職をするのなら、新しい仕事先でやっていけるのかどうか、しっかりと計画を立ててから行うようにしましょう。

プログラマーで年収1000万円を超えるのは可能なのか

基本的に、プログラマーで年収1000万円を超える事は難しいのが現状です。転職サイトDODAが公開しているデータによると、プログラマーで年収1000万円を超えている人の割合は、0%に近い値になってしまいます。

しかし、フリーランスで働くプログラマーの中には、年収1000万円を超える人も見受けられます。

ただ、フリーランスで常に年収1000万円以上を維持するには、自身で仕事の契約を取る営業力や普通のプログラマーが持っていないような優れたスキルを持っている必要があり、その他にも良い仕事を継続して続けていける能力が必要です。

年収1000万円を目指す上で少し視点を広げてみると、海外で働くという方法も見えてきます。アメリカなどでは特に顕著なのですが、海外ではプログラマーの立場を尊重し、日本の2倍近い給料で雇っているところもあり、年収1000万円を目指すなら、転職先として海外を視野に入れてもよさそうです。

例えば、有名どころのグーグルだと、ソフトウェアエンジニアで平均年収2000万円、フェイスブックだと、ソフトウェアエンジニアで平均年収2460万円、Airbnbだと、ソフトウェアエンジニアで平均年収2550万円というかなりの高給になっています。

ただ、海外勤務では言語の壁があるので、優れた英語力が必要となってくるだけでなく、要求される技術レベルも高く、優れた専門性が必要になってくる点に注意しましょう。

参考:DODA

Paysa.com

プログラマーとシステムエンジニアとでは収入に差はあるのか

プログラマーの平均年収が413万円であるのに対し、システムエンジニアの平均年収は546万円と明確な差があります。

プログラマーとシステムエンジニアの違いというと、分かりにくい部分もありますが、基本的にプログラマーは開発に部分的に関わる事が多く、実際にプログラムを作る事を仕事にしています。

それに対して、システムエンジニアは開発全体に関与し、システム全体の設計をする事を仕事にしており、プログラマーより収入が高くなる傾向にあります。

また、プログラマーよりもシステムエンジニアの方が数が多く、企業規模が10人以上の所では、平成28年はシステムエンジニア約37万人、プログラマー約8万7700人となっており、その数に大きな差がある事が分かります。

参考:厚生労働省「平成28年 賃金構造基本統計調査」

前述の通り、プログラマーとシステムエンジニアの間には、収入に大きな差がありますので、プログラマーからシステムエンジニアへとスキルアップする人も大勢います。

プログラマーでシステムの部分的なプログラムの仕事をこなし、その後、システムエンジニアで、システムの設計をする、というように、より大きな分類へと仕事の規模を拡大させていくケースが多く見受けられます。

参考:クラウドテック

年代別プログラマーの平均収入

20代 男 362万円 女 330万円 合計 346万円

30代 男 464万円 女 408万円 合計 436万円

40代 男 535万円 女 455万円 合計 495万円

50代 男 565万円 女 493万円 合計 529万円

60代 男 422万円 女 432万円 合計 427万円

厚生労働省「平成28年 賃金構造基本統計調査」から引用)

このようにプログラマーの収入を見てみると、年をとる毎に上昇していく事が分かります。女性より男性のほうが収入が多い傾向にあり、50代を頂点として、それ以後は減少していきます。

60代を待たずして、50代のうちから収入が低下する職業がある中で、プログラマーは、定年まで安定して収入が増えていきます。

しかし、同資料によると、他の仕事の就業者の平均年齢が40歳前後であるのに対し、プログラマーの平均年齢は31歳となっており、若い人の多い職業である事が分かります。

その他の職業の勤続年数として平均勤続年数が10年を超える所がある一方、プログラマーの平均勤続年数は5.8年です。しかし、これがシステムエンジニアになると、平均勤続年数が10.8年となり、両者の間に大きな違いがある事が分かります。

この原因としては、プログラマーが仕事を重ねるうちにスキルアップし、プロジェクトマネージャーやシステムエンジニアに仕事が変わっていくという理由が挙げられます。

事実、プログラマーの人数は、20代が4万7000人、30代が2万6600人、40代が1万人と減少していく一方、システムエンジニアの人数は、20代が9万2000人、30代が14万5000人、40代が8万9000人となっており、システムエンジニアの方がプログラマーより多く存在している事が分かります。

参考:厚生労働省「平成28年 賃金構造基本統計調査」

このような数値の変化をみてみると、一概には言えませんが、仕事をしているうちにプログラマーからシステムエンジニアへとスキルアップする人が多く存在している、と捉える事ができます。

言語別プログラマーの収入

アセンブラ 441万円

COBOL 446万円

Objective-C 475万円

Swift 483万円

Java 499万円

Scala 530万円

PHP 538万円

Javascript 555万円

C言語 597万円

Ruby 606万円

Perl 633万円

Pyton 651万円

求人検索エンジン「スタンバイ」調べ)

プログラマーの収入をプログラム言語別にみてみると、人工知能のブームにより、急激に需要が高まっているのがPytonです。需要が大きいぶん、給料も高くなっています。

その次のPerlも幅広い需要があり、安定して収入の高い位置をキープしています。それに対して、3位のRubyはベンチャー企業の求人が多い点が特徴で、C言語は、企業の業務システムなどに使われる事から、高い需要が見込まれています。

世界で最も使われているプログラミング言語は、収入8位のJavaであり、信号機の制御など、インフラを支える技術としても使用されているため、安定的に需要のある言語です。

求人の規模では、他の言語を圧倒する数を誇っており、その点も魅力のひとつです。金融系のJavaプログラマーの中には、1400万円の収入を持っている人もいますので、高い収入を得たい人にとっては、狙い目のひとつだといえるでしょう。

また、その他にも「使用したいプログラミング言語ランキング」というものがあり、そこではRuby32.5%、PHP34.2%、JavaScript48.3%、Java48.5%となっています。

paiza調べ)

このようにみてみると、全体的にJavaの需要が高い事が分かります。つぶしのきくプログラミング言語を探しているなら、Javaがおすすめです。

資格の有無は年収に関係あるのか

会社によっては、資格を重視しているところもあり、資格があると、収入アップにつながる事が多くあります。また、仕事を獲得する時に資格があれば、有利になる面が多くあります。

例えば、Javaの認定資格を持っていれば、公的機関からの仕事を得られる可能性が高まりますし、Rubyの認定資格を持っていれば、Rubyを使用している事の多いベンチャー企業の採用に有利な側面があります。

情報処理推進機構(IPA)の資格である情報処理技術者試験の資格は、国家資格になりますので、多くの人から信用を得やすく、有利な側面があります。

また、資格を持っていれば、転職時に自身のアピールポイントにもなりますので、持っていて損をする事はありません。

このように、資格は持っていればそれだけ有利になる事も多くなります。しかし、仕事をしながら資格を取得するのは大変ですので、出来るのなら簡単な資格は学生のうちに取っておくと、プログラミングに対するやる気や自身のプログラミングへの関心の高さを示す事が出来ます。

このように、資格を取得しておくと、採用時のアピールポイントになるだけでなく、入社後の収入アップにもつながり、お得な一面があります。

プログラマーはセンスや才能で年収が変わってくるのか

当然ですが、プログラミング言語に拒否反応を示す人などは、プログラマーに向いておらず、その他にも、日々技術を学んでいく必要があるため、向上心のある人でないと厳しいかもしれません。そういった意味で、プログラマーは適性が問われる職業であるという事が出来ます。

また、自作したツールを販売し、多額の収入を得る人もおり、優れた需要のあるツールをつくれるセンスや才能のある人は、その売上げで多額の収入を得る事も可能です。

しかし、プログラマーの中でも、地道な作業をこなしていく根気強さを持っている人は、周囲から重宝されますし、年をとるに従い順調にステップアップしていく事が出来るので、そのぶん収入も多くなります。

そのように考えた時、プログラマーには、才能やセンスに加えて、仕事を根気よく続けていける力が最も必要である事が分かります。

以上のようにみていくと、プログラマーの収入は、平均413万円と、仕事全体の平均から比べると少なくなっています。しかし、仕事をこなしていくうちに、システムエンジニアやプロジェクトのマネージャーなどのような管理職へと仕事が発展していくケースが多く、そのような場合、収入も平均550~600万円まで上昇する事が見込めます。

プログラマーといっても色々な種類があり、海外で1000万円以上稼ぐ事も出来ますし、自作ツールで副収入を得る事もできます。インフラを支える技術のプログラミング言語を学べば、安定した収入を得る事が出来ますし、高い収入を得る方法は数多くあります。

これは自分に合っているな、という稼ぎ方があったら行動してみる事も大切です。様々なスキルを身につけて、稼げるプログラマーを目指しましょう。

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