社内SEの平均年収|社内SEへの転職状況・転職を成功させる方法

社内SEの年収平均・相場

社内SEの平均年収はどれくらいあるのでしょうか。全年齢を平均した社内SEの年収は514万円で、男性534万円、女性420万円となっています。これは決して低い額ではなく、むしろ恵まれている部類に属します。また、最近の社内SEの年収の推移を年ごとに追っていくと、以下のようになっています。

2016年 514万円

2015年 512万円

2014年 549万円

2013年 580万円

2012年 533万円

転職サイトDODA 調べ)

このように見てみると、社内SEの平均年収は500万円代で推移していることが分かります。平成27年度の全職業の平均年収が約420万円ですから、全体と比べると高額であることが分かります。

平均年収.jp調べ)

もうひとつ注目に値するポイントは、年収額の振れ幅が大きい、という事です。平均年収が512万円の年があれば、580万円の年もあり、その差は約70万円にものぼり、決して小さな額ではありません。

このような数値を、他の職業の平均年収がどれくらいであり、どのような推移を示しているのか、と比較してみると、以下のようになります。

例えば、SE・プログラマーの年収は、以下のような推移を示しています。

2016年 467万円

2015年 468万円

2014年 448万円

2013年 433万円

2011年 446万円

2010年 435万円

DODA 調べ)

SE・プログラマーの年収は、ここ数年30万円ほどの振れ幅で推移しており、社内SEよりは安定した年収の推移を示している事が分かります。

しかし、それでも社内SEの年収額は恵まれており、同じIT・通信業界の平均年収は492万円なので、社内SEの方が高額です。先ほどのデータにあるように、プログラマーとシステムエンジニアの平均年収は、おおよそ448万円となっており、この部分でも社内SEのほうが多い年収を得ていることが分かります。

DODA 調べ)

次に、社内SEの年収を年齢別に見てみると、以下のようになっています。

20代の平均年収 360~410万円

30代の平均年収 490~540万円

40代の平均年収 630~680万円

@type 調べ)

平均年収は、年齢を重ねる毎に順調に上がっていく傾向にあり、金額も他の職種と比べてみても悪くありません。

同じような職種として、システムエンジニアの年齢別の年収を見てみると、次のようになっています。

20代の平均年収 372万円

30代の平均年収 496万円

40代の平均年収 570万円

厚生労働省 平成28年 賃金構造基本統計調査 調べ)

そして、プログラマーは次のような年収となっています。

20代の平均年収 325万円

30代の平均年収 412万円

40代の平均年収 472万円

厚生労働省 平成28年 賃金構造基本統計調査 調べ)

このように見てみると、プログラマー、システムエンジニア、社内SEの順番で年収が高くなっていく事が分かります。また、20代のうちは、社内SEの年収は、システムエンジニアやプログラマーと大きな違いはないことが分かります。

しかし、30代、40代と年を重ねる毎に、年収の開きが大きくなっていくこともポイントです。

そして、同じシステムエンジニアでも、社内SEの方が年収が高く設定されており、このような点からも、社内SEの待遇の良さをうかがい知ることができます。

社内SEのマネージャーの平均年収

このように、年齢を重ねる毎に社内SEの年収が増えていく一方、役職が上がることでも年収は上がります。社内SEの上級職であるプロジェクトマネージャーの年収はどれくらいなのかというと、かなりの高額になっている事が分かります。

求人情報から社内SEのマネージャーの平均年収をみてみると、896~1128万円となっており、全体の産業から比較してもかなりの高額となっています。

実際の年収例を見てみると、転職サイトには、以下のような求人が記載されています。

年収900~1200万円 日産自動車 プロジェクトマネージャー

年収800~1100万円 アビームコンサルティング 情報システムマネージャー

年収1000~1400万円  東証一部上場メーカー 上級社内SE

年収1050万円 リクルートテクノロジーズ プロジェクトマネージャー

マイナビ転職 調べ)

企業によって、社内SEマネージャー職の年収は変わりますが、最低800万円は保証されているケースが多いようです。

しかし、そのぶん仕事内容も多岐にわたります。

通常の社内SEが、社内システムの改良、企画、設計の他にも、パソコンの修理、新入社員のパソコンのセットアップ等、パソコンのトラブルシューターといった側面がある一方で、社内SEのマネージャーになると、自社システムの設計、開発、運用、保守まで、一連のプロジェクト全てのマネジメントを行う必要があります。

この他にも、高いコミュニケーション能力が求められるようになり、様々な能力が求められる分、給料も高くなります。

社内SEのインフラ担当者の平均年収

社内SEのインフラ担当者の主な仕事は、社内ネットワーク設計構築、社内PCの手配、新入社員のPCのセットアップなどがあります。インフラ担当の社内SEの平均年収は、実際の求人を比較したところ、おおよそ以下のような年収となっています。

ベネッセ 社内SEインフラ 20代後半で400万円 30代前半で580万円

オリックス銀行 社内SEインフラ 年収600~800万円

ハウスプラス住宅保証 社内SEインフラ 370~450万円

ジュピターショップチャンネル 社内SEインフラ 460万円~

デンソー岩手 社内SEインフラ 350~500万円

エレコム 社内SE インフラ 400~600万円

ローム 社内SE インフラ 400~650万円

ローソン 社内SEインフラ 約650万円

DODAエン転職 調べ)

ここで紹介されている仕事の平均年収は515万円で、一般的な社内SEとほぼ同じ額になります。

社内SEの仕事の多くは、インフラに関連した仕事であることが多いですから、インフラ担当の社内SEが、社内SE全般の年収と同じような額になるのは、ある意味妥当であるといえます。

それでも、通常のシステムエンジニアと比べると、高給であることに変わりはなく、社内SE全般に見られる待遇の良さが、インフラ担当の仕事にも表れています。

30歳代の社内SEの平均年収

先ほどのデータにもありましたが、社内SEの30代の平均年収は490~540万円となっており、他の職種と比べると比較的高めとなっています。

また、三菱UFJなどの大手の場合、30代で1000万円に到達する事もあり、ほとんどの職業で年収1000万円を達成することが難しい現状の中で、破格の待遇を示している所もあります。

社内SE全体では、1000万円以上の年収は1%ほどですが、これが40代になると年収1000万円以上が7%、50代になると21%の人が1000万円を超える年収を得るようになります。

職業全体で見た時、年収1000万円を超える人は、30代で1.8%、40代で7.3%、50代で19.7%となっており、そのように考えた時、社内SEの年収分布は、平均的な年収分布と同じような推移をたどると考えられます。

DODA 調べ)

社内SEで年収700万を目指す方法

社内SEの中で、年収の分布を調べてみると、年収700万円以上の男性は24%、年収700万円以上の女性は7%以上となっています。

社内SE全体では、社内SEの21%が年収700万円以上をもらっており、比較的高い割合で年収700万円を超えていることが分かります。

これがIT系全体の年収になると、年収700万円を超える人の割合は14%まで低下し、職業全体になると11%まで下がります。

このように見てみると、IT業界の中でも、社内SEの年収の高さをうかがい知ることができ、社内SEになれば、年収700万円を目指すのも手の届かない事ではないことが分かります。

DODA 調べ)

実際、社内SEの40代の平均年収が630~680万円なので、そこから少しランクアップすれば、700万円に届く計算になり、順調にスキルアップしていけば、年収700万円を期待することも夢ではない、といえるでしょう。

DODA 調べ)

また、年収をアップさせる方法として国家資格を取得しておくといい場合があります。IT系の国家資格は、経済産業省が認定する「情報処理技術者試験」があります。この資格を持っていると、官公庁から仕事を受ける時に有利になるなど、持っていると有利な面が多くあります。

その他にも、マイクロソフト、オラクルといったITベンダー企業が独自に試験を実施しており、「マイクロソフト認定プロフェッショナル」「Oracle Master」などの資格があります。

資格を取る事によっても年収アップにつながりますが、社内SEからプロジェクトマネージャーに昇格するという方法も有効な手段です。社内SEのマネージャーになると、平均年収896~1128万円となり、社内SEの平均年収である514万円から大幅にアップします。

マネージャーの平均年収額は、700万円をゆうに超えていますので、社内SEのマネージャーになるだけで、年収700万円突破も可能になります。

年収アップを目指している人は、社内SEとしての知識だけでなく、マネージャーに必要なコミュニケーション能力、マネジメント能力を身につけて、マネージャーへの出世を目指す事も方法のひとつです。

社内SEの転職状況

システムエンジニアが、社内SEに転職を希望するというケースが増えています。その理由として、年収の増加、労働環境の向上といった面で、社内SEの待遇が良いという事実が挙げられます。

また、顧客が社内の人なので、直接見える形で仕事のやりとりができ、充実感を得られやすいという側面もあります。

いい所に転職する人は、前の会社で良い成績を納めていた人が多く、社内SEに転職する人は多くても、社内SEから他の職業に転職する人は少ないのが現状です。

実際、転職を希望するITエンジニアの7割が社内SEを希望しています。しかし、社内SEの採用枠は1~2名だけというところが多く、激しい競争が繰り広げられる職種です。

例えば、大手メーカーの社内SE1名の募集に対して、2週間で500人以上の応募があったほどで、倍率500倍の狭き門となっています。このような点からも、社内SEの仕事の人気をうかがい知ることが出来ます。

DODA 調べ)

社内SEに強い転職サイト・エージェント

社内SEの募集は、企業毎に1~2名しか行われないケースが多く、早く応募した方が有利な場合が多くあります。

これは、前述のように1人の採用枠に対して500人以上が応募するような場合、選考作業に大変な労力がかかるためで、初めのうちに応募しておいた方が、審査にパスしやすいという傾向があるためです。これだ、と思う転職先を見つけたら、出来るだけ早く応募することが、転職を成功させる秘訣です。

この他に、転職サイトには非公開求人というものがあります。非公開求人は、転職サイトに登録しないと見られない求人だったり、一定のスキルを満たした人だけが紹介してもらえるような求人です。

求人情報のうち、80%は非公開求人であるといわれており、直接企業に問い合わせたり、転職サイトに登録して紹介してもらうなどして、応募する方法が一般的です。

自分自身で企業を選びたい人は、公開している求人から選べばいいのですが、いい仕事は非公開求人である場合も多くありますので、年収の多い仕事を探している人は、非公開求人という手段も考えておきましょう。

実際、社内SEの仕事も、非公開求人が多く存在しています。非公開求人は、経験、スキルの条件を満たす人だけを選考できるため、企業にとっても都合が良い側面があります。そのような理由もあり、多くの求人は非公開求人となっているのが現状です。

転職を希望する人は、20代後半から30代前半にかけて、転職する人が多い点が特徴です。

最も多いのは27、28、29歳の人の転職で、技術を一通り身につけ、これ以上スキルアップする見込みがないため転職する、といったケースや、年収、仕事環境に不満があり転職を希望するといったケースがあります。

転職をする際は、転職サイトの情報を見て、転職を考えると思いますが、同じような転職サイトでも、広範囲な分野をカバーする大手転職サイトや、IT系に特化した転職サイトなど様々な転職サイトがあります。

有名な転職サイトでは、以下のようなサイトが、社内SEの求人を多く出しています。

社内SEの求人件数

DODA 1014件

type転職エージェント 381件

レバテックキャリア 27件

マイナビエージェント 829件

リクナビNEXT 155件

(2017年8月3日現在)

マイナビ、DODA、リクルート、@typeといった大手の転職サイトには、IT専門のキャリアコンサルタントが在籍しているケースがあり、適切な転職相談をしてくれます。

また、上記のリストにも記載されていますが、IT系に特化した転職サイトとしてレバテックキャリアがあり、簡単に社内SEの求人を探すことができ、転職を考える際、参考になるサイトです。

「転職Hacks」 調べ)

社内SEの求人は多くありますが、人気のある求人には、それだけ多くの人が集まります。

社内SEになるためには、現在所属している会社でプロジェクトマネジメントの経験を積んでいる必要があったり、倍率の低い狭き門をくぐり抜けなければならず、気軽に社内SEに転職するのは難しいのが現状です。

しかし、一度社内SEになれば、年収も高いですし、やりがいのある仕事であるのは確かです。今の仕事に不満があり、社内SEとしてやっていく自信があるのなら、転職を考えてみましょう。

大手の社内SEの年収ランキング

年収の高い社内SEとして、まず挙げられるのが外資系です。外資系企業の社内SEだと年収800~1000万円以上まで、高い年収を期待できます。

また、外資系のエンジニアは優秀な人が多く存在しているので、そういった人と共に仕事できるのは、大きな魅力のひとつです。

 

環境が人を変えることは多くありますので、優秀な人たちと仕事をする中で、多くの事を学ぶチャンスがありますし、自身のスキルアップにとっても外資系は恵まれた環境だといえるでしょう。

他にも、大手企業の社内SEは高い年収を期待することができ、求人をみると、以下のように高い年収の応募が多くあります。

三菱UFJトラストシステム 30代で年収1100万円

ソニー銀行 30代で年収1000万円

KDDI 50代で1000万円、30代で900万円

パナソニック 50代で1000万円

シャープ 40代で1000万円

IBM 30代で900万円

NTTデータ・ファイナンシャルコア 30代で900万円

コニカミノルタ 30代で860万円

東京海上日動システムズ 30代で850万円

日本郵政インフォメーションテクノロジー 40代で800万円

転職会議 調べ)

このように、大手の社内SEは年収が特に高い傾向にあります。大手の社内SEになれば、年収1000万円を超える機会も多く存在しますので、待遇面では大変優れている、といえるでしょう。

大手の社内SEへの転職を考えている人は、まず自社でプロジェクトマネジメントなどの経験を積み、自身の価値を高めておくと、転職の際、有利に働く側面があります。

社内SEの年収は低い?

社内SEの仕事は、パソコン設置のサポートや社内ネットワークの設計など、地味な印象の仕事が多くあるので、年収も低いように思われるかもしれません。

しかし、社内SEの平均年収は、100種類の仕事の中で19位に属しており、比較的年収の高い職業である事が分かります。平均的なプログラマーとシステムエンジニアの年収が448万円なので、社内SEの平均年収である514万円は、恵まれているといえます。

年収700万円を超えることも難しくないですし、高い年収に昇級する人が多いのも社内SEの特徴です。

DODA 調べ)

しかも、社内SEからマネージャー職に昇格すれば、800万円以上の年収を見込める可能性もあり、スキルアップを積み、実力が伴えば、1000万円以上の年収になる可能性もあります。

実際、社内SEをしている50代の約20%が年収1000万円を超えており、このような点からも、社内SEが高い年収を得られる職業であることが分かります。

いつまでも技術的な社内SEに留まっていると年収も頭打ちですので、コミュニケーション能力を身につけ、全体を見渡せる広い視野を持ち、プロジェクトマネジメント業務を行えるようにすれば、高い年収を得られる可能性が高くなるといえるでしょう。

このように、社内SEの年収は低いという事はなく、逆に年収の高さに魅力があり、全体で見ても、社内SEの年収は高い部類に属しているということができます。

※「厚生労働省 平成28年 賃金構造基本統計調査」とあるところでは、表にあるデータを使用し、「きまって支給する現金給与額」×12+「年間賞与その他特別給与額」で年収を算出、年代毎に男女の比率を計算して、年収額を算出しています。

技術力を活かした転職で、理想の働き方を実現しよう

ITエンジニアが転職を考えるとき、「年収を下げたくない」、「転職の時間を大きく取れない」、「技術力やスキルを上げたい」といった不安や転職を始められない理由が頭に浮かんでしまいますよね。

TechStars Agent」には、数年エンジニアを経験したサポーターが、あなたのスキルや技術、ポテンシャルを見抜き、希望の労働条件を最大限に叶えられる職場を一緒に探します。

  • 希望年収以上の職場に出会える
  • 技術に熟知したサポーターが一緒に職場を探してくれる
  • 新しい技術・学びたい技術の職場に出会える
あなたもTechStars Agentで、理想の働き方を実現してみませんか?