ネットワークエンジニアの仕事内容|平均年収・オススメの資格

ネットワークエンジニアの仕事内容

ネットワークエンジニアとひとくくりにしてはいますが、実際はサーバエンジニアや、ネットワーク系システムの開発業務を行っている人もネットワークエンジニアであるし、ネットワーク系のアプリ担当者でもネットワークエンジニアでもあると言えます。

ネットワークエンジニアとは幅広く、定義があいまいな点がありますが、一般的にネットワークエンジニアと呼ばれるエンジニアはCiscoなどのネットワーク機器の資格を有した、TCP/IPに精通する技術者がネットワークエンジニアと言います。

今回はその観点でネットワークエンジニアの仕事内容について説明したいと思います。

まず、ネットワークエンジニアの仕事としては、設計・構築・運用と3種類があります。もちろん設計するためには構築ができる必要がありますし、構築するためには、運用経験がないと構築スキルを高めることが難しいです。

なぜかというと、設計するためには、実務経験が必要です。実務経験というのは実際にネットワーク機器を仕入れて、コンフィグを投入して、事前にステージング環境などで検証して、機能に問題ないことを確認して、実際に機器を納入して、納入先の環境で他のネットワーク機器やアプリケーションなどと連携しても問題ないかどうかを確認して、初めて機器を導入して問題ないということが確認できて構築~納品が完了したと言えます。

もちろんこのフェーズでは、納期や、機器のOSの不具合や、他の機器との相性あんども含めて様々な検証が必要ですが、その際にうまくいかないことやイレギュラーな事項が多数発生したり、人手が足りないことであったりとか、成功を邪魔する要因が多数発生します。

様々な要因を取り除いて納期通りに仕様通りのネットワークを導入して構築が完了したと言えます。

このような経験をした後でないと、ステークホルダーに対しての適切な指示や、トラブル時にどのように対処したらいいかなどの実務経験がないため、いざ設計した際に構築がうまくいかなかったりとか、本番になった時点で大幅な設計ミスが発生したりと、本番環境でうまくいかないケースが多発します。

だから、設計をする上では、構築経験をたくさん積んでおくことが非常に重要であると言えます。

また、構築経験を積む以前に運用経験をしっかり積んで、機器の使用や特性、どういうトラブルが発生するリスクがあるのかというのを経験しておかないと構築時に思わぬトラブルに見舞われたり、機器が想定外の動作をしたり、十分な経験がないことにより発生するトラブルの回避策が分からずに、解決策がわからないまま大量の時間を消費してしまうということになりかねません。

だから、結局ネットワークで設計を実施するためには、運用経験があることが必須です。

まれにコンサル上がりの設計者もいますが、実際に下流工程から経験を積んだエンジニアの方が多いので、そういったエンジニアとコミュニケーションをとることが大事なので、運用経験を積んだ方が得策と言えます。

前置きが長くなってしまいましたが、仕事内容としては、設計・構築・運用という3種類があり、まずは運用経験を積むことが非常に大事だと言えます。

仕事内容の詳細は、まずネットワークエンジニアと言っても、上記の3種類の仕事があるので、順番に説明していきたいと思います。

まずは運用ですが、運用というと多いのがホスティングサービスの会社でLinuxサーバなどの運用をするケースが非常に多いです。ホスティングサービスというのは、レンタルサーバのサービスなどで、月額いくらでサーバをレンタルできるといったものです。

このうようなサービスを利用するお客様のサーバを運用・保守するのがネットワークエンジニアとしての最初の出発点になるケースが多いです。サーバはWindowsだとライセンス料がかかる為、オープンソースであるLinuxが主に利用されます。

基本的には初体験で運用業務でLinuxをバリバリ操作して構築するというエンジニアはまれな為、Linuxによるファイル操作や、パッチ適用、ソフトのアップデート作業など基本業務ができることが必須となります。なのでまずはLinuxについての理解と、Linuxサーバについての操作能力が必須の条件になってくると思います。

また、最初にホスティングサービスの運用エンジニアとなると夜間のアップデートやパッチ適用が主な業務となってきますので、夜間作業になる可能性が高いです。少しだけ丈量の工程になると日中作業でのサーバ構築になる可能性が高いです。

次に構築フェーズですが、これも、どのような仕事をするかによって大きく内容が変わってきます。

また、対象の事業が公共系なのか、企業系なのか、キャリア・ISP系なのかにより内容も大きく変わってきます。

共通することは、構築の場合は、条件によっては残業が大きく発生したり、人数や、各種協力会社との関係性やコミュニケーションをうまくとらないと納期までに全然間に合わないという危険性が伴うということです。

業務内容としては、Ciscoや他のネットワーク機器の更改だったら、更改後の機器の動作検証や、OSがバージョンアップした際に不具合がないかどうかの検証であったりとかした場合は、自社の検証ルームなどで同機器・同OSを調達したのちに、現行のシステムで使用している設定がうまく動作するかどうかの検証を行う必要があります。

また、新たな機器の導入であったり、機器の設定変更であった場合は、変更を実施した際に他に影響が出ないかどうかなど、様々な検証を実施して、トラブルの内容に納入を進める必要があります。

これらの業務ではいずれもネットワークエンジニアとして、TCP/IPの知識や、経験、ルーティング、スイッチング、フレーム、パケットの理解、データ通信システムの理解が必須です。

これらの情報を理解できていないと、お客さんに説明しても信頼を勝ち取ることができません。

なのでネットワークエンジニアの仕事は3種類あるということと、各フェーズを理解するためには、まず下流フェーズのネットワーク運用スキルを磨くことが重要であるということです。

なのでまずはCiscoの資格であるCCNAやLinuxの資格であるLPICなどを取得した方が得策です。基本情報処理試験も有効ですが、現在はベンダー資格のCCNAや、LinuxのLPIC資格が有効です。これらに関しては後述します。

ネットワークエンジニアの平均年収

ネットワークエンジニアの平均年収ですが、以下のサイトによると、30~34歳で510.9万円みたいです。

(平均年収.jp 調べ)

ネットワークエンジニアの平均年収ですが、契約形態によっても大きく変わってきます。

まず、Ciscoゴールドパートナーなどの大手企業の正社員のネットワークエンジニアなどになると年収は30~34歳で600万程度になる事が予想されます。

また、個人事業主であったり、フリーランスでネットワークエンジニアをしていて、1次受けである場合は、さらに上を行きますので900万円~1200万円などに達することも十分可能です。

また、その場合は、税金なども考慮した計算になるので純利益としては正社員の方が多いかも知れません。

なお、中小企業などの正社員や、派遣社員で2次受けの作業となると、中間マージンを取られるので、年収は下がる傾向にあります。

中小企業になると、30~34歳くらいのネットワークエンジニアの平均年収は400~450くらいになると予想できます。

ネットワークエンジニアとしての年収を上げたい場合は、実務経験を積んで、設計構築が可能であり、一人で要件定義、設計・構築できるエンジニアになる必要があり、そのようなエンジニアは需要があるため、必然的に年収も上がる傾向にあります。

ネットワークエンジニアに資格は必要?

資格は必要です。なぜかというと資格を持っているエンジニアと持っていないエンジニアでは取り組みに対しての意欲が意欲的なのか意欲的じゃないのかという部分で資格を持っていた方が、意欲的に物事に取り組むというアピールになるからです。

資格はなくても問題ありませんが、もし資格がない場合は、まず、自分がどれだけ仕事ができるかのアピールをする際に、過去の仕事経験を言うくらいしか方法がないのと、実際に説明能力がないと自分のスキルをアピールすることができないというデメリットがあります。

本当に実力があれば、話をするだけでも十分にアピールすることは可能ですが、コミュニケーションが苦手であったり、過去の経験が乏しい場合は、例えばCiscoのCCIEなどの資格を取得してアピールした方が話は早いです。

また、資格は、自分に実力がない場合は、取っておいた方がいいです。

よく資格だけ持っていて、実力がないとか、そういう話を聞くことがありますが、資格を取得していてもその分野に関する実務経験がない場合は、その分野に対して全く知らないよりは、資格を通じてある程度はその分野に関する話ができる方が良いです。

全く知らないよりは、少しでも知っていて、その分野の話ができる方が、自分が挑戦する業界の幅も広がり自分自身のチャンスも膨らむ為、資格は必ず一つでも多く取得していた方が良いです。

ネットワークエンジニアが取得していると役立つ資格一覧

ネットワークエンジニアが取得していると役立つ資格は、情報処理試験だと「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」「ネットワークスペシャリスト」「情報セキュリティスペシャリスト」。

Cisco系資格だと「CCNA」「CCNP」「CCIE」で、Linuxだと「LPIC1-2-3」、VMware試験や、Juniperの試験もネットワークエンジニアとして持っていて全く損はない試験だと思います。

また、TOEICも重要な試験です。英語力がなぜ必要かというと大手企業はだいたい海外に支店や支社を持っています。

また、インフラとは海外国内関係なく必要なファシリティです。なので、英語もできて、インフラにも強い人員がいると企業から見て非常に役立つ存在として認識されることが多いです。だから、IT試験やTOEIC試験はとっておいた方がいいです。

また、これらのIT試験が必須かというと、必須というわけではありません。ただ、とっておいた方が得というだけです。本当に実力がある人は要りません。

結論としては、真の実力があり、経歴も華やかな人は資格は不要で、真の実力がなく、経歴が華やかでない人は資格は取った方がいいという結論になります。

ネットワークエンジニアの現状

現状は過去のリーマンショック以降は、各企業は人件費削減に走り、IT部門に投資する企業は減りました。

その結果、ネットワークエンジニアの雇用数も激減しました。その結果、ITバブルがはじけ、ネットワークエンジニアの雇用数が減っています。

また、ネットワークエンジニア自体の数も減っているため、各企業は優秀なネットワークエンジニアを確保したいと思っていますが、確保できていないという事実があります。

だから、優秀なネットワークエンジニアは企業から重宝されるため、高給を得ることが可能です。需要と供給のバランスは特に変わっていないため、現在でもスキルが高ければ年収1000万円など目指せる職種です。

ネットワークエンジニアの将来性

ネットワークエンジニアに限らずITエンジニアには将来性があります。というのも現在は、IoTやウェアラブル機器なども非常に普及しております。そして、これらの機器が市場に出回るためには、開発、検証、納品という、ITにとってなくてはならない道を通ります。

また、テレビゲームなども常に進化しています。オンラインゲームなどは、もちろんネットワークを保守する人間も必要ですし、人気のゲームの会社などは、優秀なネットワークエンジニアを求めています。

今までは企業に情報システム部門というものが存在しない会社もあったかもしれませんが、今は情報システム部門は必須です。

今後は中小企業も情報システム部門が増えてきて、社内SEの需要も高まってくることが予想されます。今現在企業とITは切り離せない状態になりました。というのも、現在は、ITだけで利益を生み出すことが可能だからです。

ネットワークエンジニアの魅力・やりがい

ネットワークエンジニアの基本としては、通信がつながることにあります。現在は通信インフラが発達して、インターネットや企業間通信も当たり前のようにつながる時代です。

しかしこういった通信がつながることについて、基本から見直して、なぜ、その通信がつながっているかということを理解し、テクノロジーに対して魅力を感じることができれば、それらに関連することすべてに魅力を感じることができます。

つまり、ネットワークエンジニアとしてのやりがいとは、単に企業に対して、サービスを提供しているだけという考えではなく、ネットワークというテクノロジー自体に魅力を感じることができればそれが、自信の業務のやりがいやモチベーションになります。

もちろん自身が務めている企業の環境も大事であり、自分がどこまでの部門を任されているかというのは重要です。

例えば、設計構築フェーズまで任されているのか、企業の情シスであれば、ベンダーコントロールまで任されているのか、自分の責任範囲はどこまでなのか、どのような部門を担当しているのかなどといった部分です。

基本はネットワークというものがどのような技術で、何が流れているのかという「データ通信」についての本質的な部分を理解することが、ネットワークエンジニアとしての仕事の「魅力・やりがい」になるのかと思います。

ネットワークエンジニアとサーバーエンジニアの違い

小さな会社である場合は、ネットワークエンジニアとサーバエンジニアを兼ねている場合もありますが、大手だと、だいたいネットワークエンジニアとサーバエンジニアが分かれています。

サーバーエンジニアは基本的L7層を見ます。つまりアプリケーションが正しく動作しているかや、Webサーバが正しく応答しているかなど、実際に目に見える部分を担当しています。

それに対してネットワークエンジニアはL3,4層を見ます。運用部門で違いを考えてみると、ネットワークエンジニアはTCP/IP通信において、宛先IPへ正しくパケットが配送されているか、ルーティングテーブルを確認して問題ないか、パケットを解析しておかしなデータを送信しているハードウェアはないかなどといった部分を解析し原因を探ります。

つまりL3.4まではネットワーク管理者として問題はありませんでしたので、それ以上、上位の層はサーバエンジニアが担当してくださいね。と言って、あとはサーバエンジニアへ仕事を依頼します。そのような部分でネットワークエンジニアとサーバエンジニアの違いが明確になります。

ネットワークエンジニアになるメリット

ネットワークエンジニアになると、ロジカルな思考が身に付きます。物事を論理的に考えることができるようになります。

そもそもネットワークというのは、自分自身がパケットを流れるわけではないので、自身の経験から、予想してお客さんと話をすることが多いです。ということは、自分自身でパケットやフレームの流れを理解して、自分自身で想像して話すことになります。

話す際にあいまいな話をしたり、自信がなさそうに話をしても問題が起きてしまいます。ということは自然と自分が考えることを堂々とロジカルに話す事が求められます。優秀なネットワークエンジニアほど、自身の考えを論理的に話すことができます。同時に論理的思考を身につけることができます。

ネットワークエンジニアのデメリット

ネットワークエンジニアに限らずITエンジニア全般の男性に言えることですが、基本的にIT業界は通信大手企業や、大手企業の社内SEなどでないと女性と出会うことは皆無になります。中小企業でSEとして働いて、同じ現場で同年齢くらいの女性がいることは相当確率が低いです。

また、ネットワークエンジニアはベンダー側のエンジニアになった場合は、残業も非常に多いことから、帰宅時間も遅くなり、女性と出会うも少なくなります。なので、女性との出会いを求める場合は、大手通信企業のSIや社内SEなどを目指されると良いと思います。

ネットワークエンジニアが取ってはいけない資格

実はとってはいけない資格というのはありませんが、とってもあまり意味のない資格というのは存在します。

例えばCiscoの資格でCCDAというネットワークデザイン系の資格などもありますが、認知度があまりないので、取るメリットがほぼありません。

また、ネットワーク系の仕事をしたいと思っているのにOracle Masterの資格を取得してもほとんど意味はありません。

自分一人でネットワーク・サーバー・データベースなどのすべてのシステムを構築するのであれば、よいのですが、そもそもOracleを使用する企業は大手である可能性が高いので、最低でもネットワークチームとサーバー・DBチームは分かれているはずです。

だから、ネットワークエンジニアのスペシャリストになりたい場合はOracle資格は正直必要ありません。資格も維持費や、取得するための時間が非常にかかる場合もあるので、きちんと将来を考えて取得する必要があります。

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