新卒2年目が転職を考える理由と時期・辞めるメリットとデメリット

新卒2年目はどんな時期?

20代中盤で余裕が出てくる時期

新卒2年目というと、4年制の大学を卒業してすぐ就職したとすれば、年齢は大体20代中盤の方が多いでしょう。20代も半ばになればそろそろ社会人生活にも慣れてきて、心にも余裕が出てくる時期です。そうすると、転職を考えるようになる新卒2年目の社会人の数も多くなってきます。

その中でも最も多い、「新卒2年目で転職したくなる理由」をご紹介しましょう。現在新卒2年目で転職しようか悩んでいる貴方も、仲間がいると解ればきっと決心がつきますよ。

新卒2年目で転職したくなる理由

理想と現実のズレを知る

会社に入ったばかりの頃は「こんな仕事をしたい」、「こんな労働環境で働きたい」と理想を持っていた事でしょう。しかし新卒2年目にもなれば、少しずつ「今の環境で自分が出来る仕事・出来ない仕事」が見えてくるのです。

特に憧れだった会社で希望と理想を持って働き始めた人ならば、その理想と現実の差も大きく感じるのでしょう。誰もが「理想通りになる事なんてない」と解っていながらも、新卒2年目に感じたズレを上手く咀嚼できなくなってしまうのです。

その為、「より自分の理想に近い環境に入り直したい」と、新卒2年目にして転職を考えるようになります。

労働環境が悪い

求人情報や会社説明会、面接の段階では、労働時間を「朝9時~夜19時」までだと提示されていたとしましょう。しかし実際に働き始めてみると、22時23時、果ては終電を過ぎても帰れないという所まで働かなければいけない悪環境もあります。

毎日のように残業をしている、休日出勤も多い、望まない出張が多い、こうした労働環境の悪化が新卒2年目にして転職を決意させます。

労働環境は自分1人だけでは改善は難しい上に、周りの人や上司がそれに甘んじてしまっている事が多いのです。ですから「もっと良い労働環境で働きたい、その為には転職するしかない」という気持ちが芽生えてくるのでしょう。

給料と仕事内容が割に合わない

お金の為に仕事をしているのではないと言っても、しかしお金が無ければ生活してはいけないのです。残業代が出ないのに年間200時間以上もサービス残業をしている、月3日以上休みがないなんて生活、どうでしょうか?

朝から終電までこれだけ毎日忙しく働いているのに貰える給料は諸々引かれて、手取り18万なんて事はざらにあります。「こんなに働いているのにたったの18万か」と空しくなってしまい、転職を考える新卒2年目は多いのです。

むしろ「まだ新卒2年目の若い年代の内に転職してもっと給料の高い環境に移ろう」と考えています。

人間関係が合わない

会社という場所は、お友達を作る所ではなく働く場です。色んな性格を持つ人が多く集まる場ですから、中には1人2人、どうしても性格が合わない人も出てくるでしょう。

しかし、例えばその性格の合わない人から嫌がらせをされている、仕事に支障の出るいじめを受けている場合はどうですか?それでは精神的に病んでしまい、その会社だけではなく、今後違う会社でも働けない精神状態になってしまう事だってあります。

新卒2年目になるとそろそろ上司や同僚の中で、合わないなと感じる人が出てくる時期です。苦しい人間関係の中で我慢して働いて精神を病むよりも、新しい環境で新しい人間関係を作りたいと転職を考えるのは自然な事なのです。

会社に将来性を感じない

新卒1年目はまだ、入社したばかりで右も左も解らない状態ですから、会社の状況なんかも全く気付かなかったでしょう。しかし新卒2年目ともなると、そろそろ会社自体の経営状態等、将来性はあるのかないのかが何となく解ってくるものなのです。

「この会社で定年まで働いていてもいいのか?」、「リストラを始めたようだがこのまま勤めていても大丈夫なのか」と不安も感じてきます。リストラされてから、会社が倒産してから慌てて転職先を探すよりも、余裕のある内に転職活動をしたいと考えるようになるのでしょう。

ノルマが辛い

ITエンジニア系の仕事でもノルマが生じてしまう場合があります。これは勤めている会社によりますが、営業職でなくとも社員全体に何らかのノルマを課す会社も存在するのです。

「毎月○件のノルマがあるがいつもノルマが達成できない」と、悩んで精神的に病んでしまう新卒2年目は多いのです。ノルマが達成できないと給料やボーナスを減額する所もありますから、こういった点に我慢できず転職をする人もいます。

仕事が合わない

入社した時には「これが自分のやりたかった仕事だ」とやる気があっても、新卒2年目には少しずつ違う感情を抱いてくる場合があります。段々と仕事の中身が解ってきて、そこで「この仕事は自分には合っていない」、「もっと自分の適職がある」と感じてくるのです。

または、合わない仕事をしているせいでミスも多発し、それが原因で辞めたいと思う場合もあります。後輩も出来て、上司からも「2年目なのに新卒より仕事が出来ないでどうする」と叱責されたりすれば、転職したくもなりますよね。

新卒2年目ならばまだ取り返しがつく、今からまた新しい職種に挑戦してみようと転職を決意するようになるのでしょう。

健康状態が悪い

新卒2年目になると、精神的にも肉体的にも疲れが生じやすくなってしまいます。特に悪い労働環境で働いていると、うつ症状等が出てきてしまい、それが健康状態へも影響を及ぼすのです。

「このままここで働いていて体も心も壊してしまってはいけない」と考え、新卒2年目にして転職を考える人は多数います。特に上司がパワハラ、部下に当たり散らすような人の場合は、この環境から転職して逃げたいと感じてしまうのです。

結婚を考えている

新卒2年目ともなれば年齢も20代半ば、結婚願望が強い人ならば、そろそろ結婚しておきたいと考えるようになるでしょう。そうすると独身の場合は現在の給料や労働環境でも我慢できたとしても、結婚して家族が出来るとなれば、このままでは駄目だと思う事もあります。

給料が低い、残業ばかりで家族と過ごす時間がない、休日がない、これでは結婚しても空しくなってしまうでしょう。そういった事で、もっと家族と過ごせて生活が安定する給料の貰える会社へ転職したいと考えるのです。

自分のスキルをもっと活かしたい

努力家である、自分の仕事に自信を持っている、もっとスキルアップしたいと考えている人は、新卒2年目にして転職でより良い仕事を探そうとします。今の会社で自分のスキルを活かせていない、今の会社のままではずっと成長できないままだと考えるからでしょう。将来自分の会社を持ちたい、フリーランスでやっていきたいと考えている人にも多い考えですね。

社内ニート程辛いものはありません、上司や同僚の目も厳しく感じてしまい、精神的にも辛くなってしまいます。そんな現状を打破して、自分が役に立てる場所で働きたいと転職を考える新卒2年目は、意外にも多いのです。

新卒2年目で会社を辞めるべきなのか

新卒2年目で転職するメリット・デメリットを考える

新卒2年目で今の仕事を辞めてもいいのか、それとも我慢してもう少し続けた方がいいのか悩む事もあるでしょう。辞めるべきか否か、それは「新卒2年目で転職するメリット・デメリット」をしっかり考え、比較すると決意を固められます。

新卒2年目の転職のメリット

  • キャリアを再構築し、そこからキャリアアップができる
  • 新卒2年目(第二新卒)採用枠を設けている企業は多数ある
  • 異業種間であっても転職しやすい時期である

新卒2年目の転職のデメリット

  • 転職を繰り返す癖が出来てしまう
  • 敢えて新卒2年目(第二新卒)に絞って採用するブラック企業が多い
  • 企業によっては「すぐに辞める責任感のない社会人」と捉えられてしまう

メリットについて

2年目まで働いてみれば、自分にはどんなスキルやキャリアが不足しているかが解ってくるでしょう。そこを冷静に自己分析できればキャリアアップの出来る会社へ入れるというメリットがあります。

また、新卒2年目の社会人の採用枠を設けている企業も増えてきている為、転職活動も上手くいきやすいのです。そして新卒2年目であればまだ異業種間であっても転職がしやすいというメリットもあるでしょう。

デメリットについて

新卒2年目で転職をした結果、「やっぱりこの会社も合わない」と、いつまでも転職し続けるジョブホッパーになってしまう可能性があります。ジョブホッパー、所謂「職を転々とする人」は、どんなに良い環境であっても納得できずに何歳になっても転職を繰り返してしまうのでしょう。

それから新卒2年目の社会人を、敢えて厳選して採用するというブラック企業もいます。これは「新卒2年目は、第一新卒よりも仕事をある程度知っている分、即戦力として使いやすい」からです。気を付けて転職先を選ばなければ、入ってみれば以前よりも悪環境だったと後悔する場合もあります。

そして新卒2年目、第二新卒者採用枠を設けていない企業の場合は、「新卒2年目で転職する人はすぐに辞めそうだ」と採用を拒否する可能性があります。こうした会社は意外にも多くありますから、新卒2年目で転職したものの、なかなか再就職先が見つからない事態にも陥りやすいのです。

新卒2年目でも転職のメリットがある

新卒2年目で会社を辞めるべきなのかどうか、メリットとデメリットを考えてみると、「辞めてもいい」という考え方ができるでしょう。デメリットはあるものの、しかし転職先を注意深く探す事で、より良い労働環境で働けるのです。

今の環境が合わないと感じているならば、精神的や肉体的に病んでしまう前に、新卒2年目の内に転職をしましょう。

新卒2年目で会社を辞める時の伝え方

最低2週間前に退職の意思を伝える

新卒2年目で転職をするとなると、まずは今勤めている会社に退職したい旨を伝えなければいけません。言いにくいからと言って無断欠勤や無断退職をすると、経歴に要らない傷がついてしまう場合もあるのです。

まずは直属の上司へ、出来れば1ヶ月前に、最低でも2週間前には退職の意思を伝えておきましょう。

筋の通った理由を用意する

退職したいと告げると、大抵の上司は「もうちょっと考え直せ」と説得にかかります。普段は「早く辞めろ」と意地悪に言うパワハラ上司も、本当に辞められては自分の査定に響くので、必死に食い止めるでしょう。

ここで相手に突っ込まれるような曖昧な退職理由を伝えては、上司も良しとしません。ちゃんと筋の通った退職理由を伝え、退職の意思が絶対に揺るがない事を示すのが一番手っ取り早い退職方法です。

理由1.キャリアアップをしたい為

上司を納得させる事ができる退職理由として、「現状よりもキャリアアップをしたい」事を伝えましょう。「○○の仕事をしたいのでその為により自分のスキルを活かせる職に就きたい」等言っておけば、上司も認めざるを得ません。

理由2.労働環境が合わない為

サービス残業や手当のない休日出勤で体も心も参っている、今のままでは仕事もままならないと伝えましょう。ここで上司が「社会人としての自覚が足りない」等反論すれば「労基に相談に行く」と言えばいいのです。

労基に突っ込まれてやましい所がある上司ならば、退職を渋々でも認めるでしょう。

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